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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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ベスト・プラクティス1: ARCHIVELOGモードの使用

アーカイブREDOログは、データベースの変更内容の記録であるため、データの損失が許容されない場合にリカバリに不可欠です。Oracle Databaseは、次の2つのモードのいずれかで実行できます。

データベースをARCHIVELOGモードで実行すると次の利点があります。

データベースをNOARCHIVELOGモードで実行すると次の影響があります。

停止時間の許容

Oracle Databaseのバックアップは、データベースがオープンしているときにもクローズしているときにも行えます。データベースの計画的な停止は、特に常時複数のタイムゾーンのユーザーをサポートする国際的な企業では、運用に混乱を招くことがあります。このような場合は、データベースの中断を最小限に抑えるようにバックアップ計画を設計することが重要です。

業務によって異なりますが、一部の企業では停止時間が許容されます。業務全体の戦略で停止時間がほとんどまたはまったく不要な場合、バックアップ戦略ではオンライン・バックアップを実装する必要があります。バックアップのためにデータベースを停止する必要はありません。オンライン・バックアップには、データベースがARCHIVELOGモードであることが必要です。

データ・ウェアハウスのサイズ(およびデータ・ウェアハウスをバックアップするための時間)のため、通常、データ・ウェアハウスのオフライン・バックアップの作成は実現可能ではありません。ただし、NOARCHIVELOGモードを使用している場合には、強いて実行することもできます。