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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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時間隔パーティション表の作成

CREATE TABLE文のINTERVAL句で、表の時間隔パーティション化が設定されます。PARTITIONを使用して少なくとも1つのレンジ・パーティションを指定してください。レンジ・パーティション化キーの値は、遷移ポイントと呼ばれるレンジ・パーティションの値の上限を決定します。遷移ポイントを超えるデータのために、データベースによって時間隔パーティションが自動的に作成されます。各時間隔パーティションの下限は、前の範囲つまり時間隔の上限であり、そのパーティションには含まれません。

たとえば、間隔が月単位で遷移点が2010年1月1日の時間隔パーティション表を作成した場合、2010年1月の間隔の下限は2010年1月1日です。2007年7月の間隔の下限は、2010年6月のパーティションがすでに作成されているかどうかに関係なく2010年7月1日です。ただし、パーティションの上限または下限が、格納のために設定されたレンジの外部になるような日付を使用すると、エラーが発生します。たとえば、TO_DATE('9999-12-01', 'YYYY-MM-DD')では上限が10000-01-01になりますが、10000が法的なレンジの外になる場合は、格納できなくなります。

時間隔パーティション化の場合、パーティション化キーは表の単一の列名にする必要があります。また、NUMBER型またはDATE型であることが必要です。オプションのSTORE IN句を使用して1つ以上の表領域を指定できます。この表領域には、データベースが、後から作成される時間隔パーティションのために、ラウンドロビン・アルゴリズムを使用して時間隔パーティション・データを格納できます。

例4-4では、時間隔の幅が異なる4つの表を指定しています。また、2010年1月1日の遷移ポイントを超えると、パーティションの時間隔が1か月で作成されることも指定しています。

パーティションp3の上位バウンドは、遷移点を表しています。p3およびそれより下位のすべてのパーティション(この例ではp0p1およびp2)はレンジ・セクションにありますが、それをより上位のすべてのパーティションは時間隔セクションに分類されます。

例4-4 時間隔パーティション表の作成

CREATE TABLE interval_sales
    ( prod_id        NUMBER(6)
    , cust_id        NUMBER
    , time_id        DATE
    , channel_id     CHAR(1)
    , promo_id       NUMBER(6)
    , quantity_sold  NUMBER(3)
    , amount_sold    NUMBER(10,2)
    ) 
  PARTITION BY RANGE (time_id) 
  INTERVAL(NUMTOYMINTERVAL(1, 'MONTH'))
    ( PARTITION p0 VALUES LESS THAN (TO_DATE('1-1-2008', 'DD-MM-YYYY')),
      PARTITION p1 VALUES LESS THAN (TO_DATE('1-1-2009', 'DD-MM-YYYY')),
      PARTITION p2 VALUES LESS THAN (TO_DATE('1-7-2009', 'DD-MM-YYYY')),
      PARTITION p3 VALUES LESS THAN (TO_DATE('1-1-2010', 'DD-MM-YYYY')) );