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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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ヒート・マップの有効化および無効化

HEAT_MAP句を含むALTER SYSTEMまたはALTER SESSION文を使用して、システムまたはセッション・レベルでヒート・マップ・トラッキングを有効化および無効化できます。

たとえば、次のSQL文は、データベース・インスタンスのヒート・マップ・トラッキングを有効化します。

ALTER SYSTEM SET HEAT_MAP = ON;

ヒート・マップを有効にすると、すべてのアクセスがインメモリー・アクティビティ・トラッキング・モジュールによって追跡されます。SYSTEMおよびSYSAUX表領域のオブジェクトは追跡されません。

次のSQL文は、ヒート・マップ・トラッキングを無効化します。

ALTER SYSTEM SET HEAT_MAP = OFF;

ヒート・マップを無効にすると、アクセスがインメモリー・アクティビティ・トラッキング・モジュールによって追跡されません。HEAT_MAP初期化パラメータのデフォルト値はOFFです。

HEAT_MAP初期化パラメータでも自動データ最適化(ADO)を有効化および無効化できます。ADOの場合、システム・レベルでヒート・マップを有効にする必要があります。ADOの詳細は、「自動データ最適化の使用」を参照してください。

関連項目:

HEAT_MAP初期化パラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。