パラレルで実行する必要があるが、表に対するDOPの設定または関連する問合せの変更を避けたい場合は、次の文を使用して並列処理を強制できます。
ALTER SESSION FORCE PARALLEL QUERY;
この後のすべての問合せは、制限に違反しないかぎりパラレルで実行されます。DML文およびDDL文も強制できます。この句は、セッションの後続の文に指定されるすべてのパラレル句よりも優先されますが、パラレル・ヒントに対しては優先されません。
たとえば、一般的なOLTP環境では表にはパラレルの設定がありませんが、毎晩バッチ・スクリプトを使用してこのような表からデータをパラレルで収集する場合があります。セッション中にDOPを設定することで、ユーザーは、各表をパラレルで変更してから、終了時にシリアルに戻す必要がなくなります。