アプリケーション・プログラムでは、ランタイム・エラーを予想し、そのエラーをリカバリするように対処する必要があります。この章では、エラー・レポートおよびリカバリを詳しく説明します。具体的には、状態変数SQLCODE、SQLSTATE、SQLCA(SQLコミュニケーション領域)およびWHENEVER
文を使用して警告およびエラーを処理する方法を説明します。さらに状態変数ORACA(Oracle通信領域)による問題点の診断方法も紹介します。次の内容について説明します。
エラー処理の必要性
エラー処理の代替方法
MODE={ANSI|ANSI14}の場合の状態変数の使用方法
SQLコミュニケーション領域の使用
Oracle通信領域の使用