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Oracle® Business Intelligence Applications構成ガイド
11g リリース1 (11.1.1.8.1)
E56353-01
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D Oracle BI Applications構成マネージャのシステム設定のUIリファレンス

この項は、Oracle BI Applications構成マネージャでシステム設定に使用するユーザー・インタフェースの各ダイアログのヘルプ・トピックを記載したリファレンスです。この項に記載されているヘルプ・トピックは、Oracle BI Applications構成マネージャでダイアログの「ヘルプ」アイコンをクリックすると、表示されます。

この付録の内容は次のとおりです。

D.1 「ディメンション・グループの作成」/「ディメンション・グループの編集」

このダイアログを使用して、ディメンション・グループに機能領域を関連付けることによって、オファリングをカスタマイズします。

要素 説明

コード

このフィールドを使用して、新しいドメイン・メンバーを特定する一意の値を指定します。たとえば、「Range_5」と入力します。

名前

このフィールドを使用して、新しいドメイン・メンバーの短縮名を最大255文字で指定します。たとえば、「Range_100,000_Plus」と入力します。

摘要

(オプション)このフィールドを使用して、機能開発者がわかるように、ドメイン・グループに関する追加情報を最大2000文字で入力します。

ファクト・グループの関連付け

このシャトル・ダイアログを使用して、このディメンション・グループに追加するファクト・グループを指定します。

左側のリストから選択する項目を右側の隣接するリストに移動します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の値を選択できます。[Shift]キーを押しながらクリックすると、連続する複数の値を選択できます。

ドメインの関連付け

このシャトル・ダイアログを使用して、このディメンション・グループに追加するドメインを指定します。

左側のリストから選択する項目を右側の隣接するリストに移動します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の値を選択できます。[Shift]キーを押しながらクリックすると、連続する複数の値を選択できます。


D.2 「ファクト・グループの作成」/「ファクト・グループの編集」

このダイアログを使用して、ファクト・グループに機能領域を関連付けることによって、オファリングをカスタマイズします。

要素 説明

コード

このフィールドを使用して、新しいドメイン・メンバーを特定する一意の値を指定します。たとえば、「Range_5」と入力します。

名前

このフィールドを使用して、新しいドメイン・メンバーの短縮名を最大255文字で指定します。たとえば、「Range_100,000_Plus」と入力します。

摘要

(オプション)このフィールドを使用して、機能開発者がわかるように、ファクト・グループに関する追加情報を最大2000文字で入力します。

機能領域の関連付け

このシャトル・ダイアログを使用して、このファクト・グループに追加する機能領域を指定します。

左側のリストから選択する項目を右側の隣接するリストに移動します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の値を選択できます。[Shift]キーを押しながらクリックすると、連続する複数の値を選択できます。

ディメンション・グループの関連付け

このシャトル・ダイアログを使用して、このファクト・グループに追加するディメンション・グループを指定します。

左側のリストから選択する項目を右側の隣接するリストに移動します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の値を選択できます。[Shift]キーを押しながらクリックすると、連続する複数の値を選択できます。

ドメインの関連付け

このシャトル・ダイアログを使用して、このファクト・グループに追加するドメインを指定します。

左側のリストから選択する項目を右側の隣接するリストに移動します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の値を選択できます。[Shift]キーを押しながらクリックすると、連続する複数の値を選択できます。

子ファクト・グループがありますか。

このチェック・ボックスを使用して、「子ファクト・グループ」リストを切り替えます。

子ファクト・グループ

このシャトル・ダイアログを使用して、このファクト・グループに追加する子ファクト・グループを指定します。

左側のリストから選択する項目を右側の隣接するリストに移動します。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の値を選択できます。[Shift]キーを押しながらクリックすると、連続する複数の値を選択できます。


D.3 「Business Intelligence Applicationsインスタンスの定義」の「ソース・システム」タブ

「Business Intelligence Applicationsインスタンスの定義」ページの「ソース・システム」タブには、現在のデプロイメントで登録済のソース・インスタンスのリストが表示されます。このタブを使用して、ソース・インスタンスの登録、登録済ソース・インスタンスの編集、またはソース・インスタンスの無効化を実行できます。新しくインストールしたOracle BI Applicationsの場合、このリストにソース・インスタンスは表示されません。

ソース・システムは、Oracle Business Analytics Warehouseのデータ・ソースとして動作するトランザクション・システムです。ソース・インスタンスはソース・システムの特定のインスタンスであり、BI Applications管理者が名前を付けます。Oracle BI Applicationsインスタンスは、1つのOracle Business Analytics Warehouseと1つ以上のソース・インスタンスで構成されるOracle BI Applications環境です。

次の表に、「ソース・システム」タブのユーザー・インタフェース要素の説明を示します。

要素 説明

「ソース・インスタンス名」列

BI Applicationsシステム管理者が、BI Applicationsデータ・ロードのデータのソースとして動作するトランザクション・システムに付けた名前。機能設定タスクおよびパラメータやドメイン・マップなどのオブジェクトの値の設定はソース・インスタンスを基準として実行されるので、ソース・インスタンスは重要です。各ソース・インスタンスには、一意のデータ・ソース番号が必要です。

「摘要」列

BI Applicationsシステム管理者がソース・インスタンスについて指定する追加情報。

「製品ライン」列

ソース・インスタンス製品ライン。

「製品ライン・バージョン」列

ソース・インスタンス製品ラインのバージョン番号。

「データ・ソース番号」列

ソース・インスタンスの識別に使用するためにユーザーが指定する一意の番号。

「データ・ソース番号」の値でデータ・ソースを指定することによって、Oracle Business Analytics Warehouseでそのデータを特定できるようにします。各ソース・インスタンスには、一意のデータ・ソース番号が必要です。

「使用可能」列

ソース・インスタンスを登録すると、デフォルトで使用可能になります。ソース・インスタンスを使用可能にすると、そのソース・インスタンスに関連付けられている設定データをOracle BI Applications構成マネージャで使用できるようになります。

ソース・インスタンスを使用可能にするには、ソース・インスタンスを強調表示してから「アクション」メニューで「使用可能」を選択します。ソース・インスタンスを使用不可にするには、ソース・インスタンスを強調表示してから「アクション」メニューで「使用不可」を選択します。

注意: ソース・インスタンスを誤って定義して、それを自分で修正できない場合、そのソース・インスタンスを使用不可にして、新しいソース・インスタンスを登録する必要があります。たとえば、「データ・ソース番号」の値が間違っている場合、ソース・インスタンスを編集して「データ・ソース番号」の値を修正することはできません。この場合、誤りのあるソース・インスタンスを使用不可にして、新しいソース・インスタンスを登録する必要があります。

「データ・サーバー詳細」ウィンドウ

「ソース・システム」タブでPeopleSoftまたはFusion Applicationsのソース・インスタンスが選択されている場合、「データ・サーバー詳細」ウィンドウが表示されます。「データ・サーバー詳細」ウィンドウは読取り専用です。

「アクション」メニュー

「アクション」メニューのオプションを次に示します。

  • 登録

    「登録」を選択して、「ソースの登録」ダイアログを表示します。ここで、新しいソース・インスタンスを登録できます。「追加」アイコンをクリックしてこのダイアログにアクセスすることもできます。このダイアログのフィールドは、前述の列と同じです。

  • 編集

    「編集」を選択して、「編集」ダイアログで既存のソース・インスタンスを編集します。「編集」アイコンをクリックしてこのダイアログにアクセスすることもできます。編集できるのは、使用可能なソース・インスタンスのみです。

  • 使用可能

    「使用可能」を選択して、ソース・インスタンスを使用可能にします。ソース・インスタンスを登録すると、デフォルトで使用可能になります。ソース・インスタンスに関連付けられている設定データをOracle BI Applications構成マネージャで使用できるようにするには、そのソース・インスタンスを使用可能にする必要があります。

  • 使用不可

    「使用不可」を選択して、ソース・インスタンスを使用不可にします。


D.4 「Business Intelligence Applicationsインスタンスの定義」の「ターゲット・ウェアハウス」タブ

「Business Intelligence Applicationsインスタンスの定義」ページの「ターゲット・ウェアハウス」タブを使用して、次の表で説明するOracle Business Analytics Warehouseの情報およびODI接続詳細を表示および編集できます。

Oracle BI Applicationsインスタンスは、1つのOracle Business Analytics Warehouseと1つ以上のソース・インスタンスで構成されるOracle BI Applications環境であることに注意してください。

要素 説明

名前

Oracle Business Analytics Warehouseの名前。

製品ライン・バージョン

デプロイされているOracle BI Applicationsのバージョンを確認するために使用する製品バージョン。

摘要

ユーザーが指定するウェアハウスに関する追加情報。

データ・ソース番号

ビジネス分析ウェアハウスのデータ・ソース番号。常に999です。

物理スキーマ

ビジネス分析ウェアハウスの物理スキーマの名前。この情報は、ODIリポジトリで構成されます。

テクノロジ

ビジネス分析ウェアハウスのデータベース・プラットフォーム接続情報。この情報は、ODIリポジトリで構成されます。

接続

ビジネス分析ウェアハウスへの接続。JDBC URLが表示されます。この情報は、ODIリポジトリで構成されます。

「編集」ボタン

「編集」をクリックして、「ビジネス分析ウェアハウスの編集」ダイアログを表示します。ここで、「名前」フィールドと「摘要」フィールドを編集できます。


D.5 「Business Intelligence Applicationsインスタンスの定義」の「環境構成」タブ

「環境構成」タブには、構成マネージャとODI統合のプロパティとデフォルト値が表示されます。これらのプロパティのデフォルト値は、インストール・プロビジョニング・プロセスから取得します。

Oracle BI Applicationsインスタンスは、1つのOracle Business Analytics Warehouseと1つ以上のソース・インスタンスで構成されるOracle BI Applications環境であることに注意してください。

D.6 「ビジネス分析ウェアハウスの編集」ダイアログ

「ビジネス分析ウェアハウスの編集」ダイアログを使用して、「名前」フィールドと「摘要」フィールドを編集します。

D.7 「優先通貨名の編集」ダイアログ

このダイアログを使用して、Oracle Business Intelligenceのダッシュボードで、Oracle Business Intelligenceにログインしているユーザーの「マイ・アカウント」ダイアログの「設定」タブの「通貨」ドロップダウンに表示される優先通貨名を編集します。デフォルト通貨表示名を使用することも、必要に応じて別の通貨表示名を使用することもできます。

要素 説明

優先通貨コード

優先通貨タイプを特定する読取り専用コード。

優先通貨名

Oracle Business Intelligenceにログインしているユーザーの「マイ・アカウント」ダイアログの「設定」タブの「通貨」ドロップダウンに表示される通貨ラベル。必要に応じてデフォルト値を変更できます。たとえば、組織で「元帳通貨」ではなく「現地通貨」という用語を優先して使用する場合、このフィールドを使用して、値を「元帳通貨」から「現地通貨」に変更します。


D.8 「ソースの編集」ダイアログ

「ソースの編集」ダイアログを使用して、現在選択されているソース・インスタンスの詳細を編集します。新しいOracle BI Applicationsインストールには、少なくとも1つのソース・インスタンスを登録する必要があります。

「ソースの編集」ダイアログには、次の2つのデータ・エントリ・ページがあります。


注意:

「ソースの編集」ダイアログで入力したデータを保存すると、このデータはODIリポジトリに伝播されます。


D.8.1 構成マネージャでのソース編集

次の表では「構成マネージャでのソース編集」のフィールドを説明します。

要素 説明

製品ライン

このフィールドは読取り専用です。ソース・インスタンス製品ライン。

データ・ソース番号

ソース・インスタンスの識別に使用するためにユーザーが指定する一意の番号。

「データ・ソース番号」の値でデータ・ソースを指定することによって、Oracle Business Analytics Warehouseでそのデータを特定できるようにします。各ソース・インスタンスには、一意のデータ・ソース番号値が必要です。

ソース・インスタンス名

BI Applicationsシステム管理者が、BI Applicationsデータ・ロードのデータのソースとして動作するトランザクション・システムに付けた名前。機能設定タスクおよびパラメータやドメイン・マップなどのオブジェクトの値の設定はソース・インスタンスを基準として実行されるので、ソース・インスタンスは重要です。各ソース・インスタンスには、一意のデータ・ソース番号が必要です。

摘要

(オプション)ソース・インスタンスに関する追加情報。


D.8.2 Oracle Data Integratorトポロジでのソース編集

「Oracle Data Integratorトポロジでのソース編集」ページには、次のウィンドウがあります。

D.8.2.1 Oracle Data Integrator接続情報

「Oracle Data Integrator接続情報」ウィンドウは、ページの一番上に表示されます。このウィンドウには、Oracle BI Applications構成マネージャがODIリポジトリから取得した情報が、読取り専用で表示されます。このウィンドウで指定されているモデルは、「コンテキスト詳細の提供」ウィンドウと「接続詳細の提供」ウィンドウで接続情報を設定したモデルです。

D.8.2.2 コンテキスト詳細の提供

「コンテキスト」ドロップダウン・リストでは「グローバル」を選択する必要があります。「グローバル」値が必要なのは、Oracle BI Applicationsインタフェースがこの値を使用するように設計されているからです。

D.8.2.3 接続詳細の提供

「接続詳細の提供」ウィンドウには、次のタブがあります。

D.8.2.3.1 テクノロジ: Oracle BI (Fusion Applicationsのみ)

このタブを使用して、Oracle Data Integratorの「接続情報」ウィンドウで選択されているモデルのOracle BI EE接続詳細を設定します。

要素 説明

Oracle Data Integratorデータ・サーバー名

この接続を識別する一意の名前(読取り専用)。

JDBCドライバ

Oracle BI EEのJDBCドライバの名前。

たとえば、oracle.bi.jdbc.AnaJdbcDriverです。

デフォルト値をそのまま使用することをお薦めします。

JDBC URL

Oracle BI EEのJDBC URL。

URLの形式を次に示します。

jdbc:oraclebi://<sid>:<port>/

たとえば、jdbc:oraclebi://hostname.com:10206/のようになります。

データベース・ユーザー名

Oracle BI EEのデータベースのユーザー名。

たとえば、OBIA_ETL_USERです。

データベース・パスワード

OBIA_ETL_USERユーザーのパスワード。

テスト

このボタンを使用して、Oracle BI EEへの接続をテストします。


D.8.2.3.2 テクノロジ: Oracle(非Fusion Applications)

このタブを使用して、Oracle Data Integratorの「接続情報」ウィンドウで選択されているモデルのトランザクション・データベース接続詳細を設定します。

要素 説明

Oracle Data Integratorデータ・サーバー名

この接続を識別する一意の名前(読取り専用)。

JDBCドライバ

トランザクション・データベース接続のJDBCドライバ。

デフォルト値をそのまま使用します。

JDBCドライバとJDBC URLは、ODIでデータ・サーバーと物理スキーマを作成してトランザクション・データベースとして使用するために必要です。

JDBC URL

トランザクション・データベース接続のJDBC URL。

URLの形式を次に示します。

jdbc:oracle:thin:@<host>:<port>:<sid>

データベース・ユーザー名

トランザクション・データベースのデータベース・ユーザー名。

データベース・パスワード

トランザクション・データベースのパスワード。

テスト

このボタンを使用して、トランザクション・データベースへの接続をテストします。


D.8.2.3.3 テクノロジ: ファイル・システム

このタブを使用して、Oracle Data Integratorの「接続情報」ウィンドウで選択されているモデルのファイル・システム接続詳細を設定します。

このタブには非表示の列があり、その列にはデフォルト値が設定されています。これらの値を変更する必要はありません。

要素 説明

Oracle Data Integratorデータ・サーバー名

この接続を識別する一意の名前(読取り専用)。

ホスト名

ファイル・システムが常駐するホスト・マシンの名前。

ファイルへのパス

Business Analytics Applications SuiteインストーラによってインストールされたETLファイルのディレクトリ・パス。

デフォルトの場所は、<Oracle Home for BI>/biapps/etlです。

例: /Oracle_BI1/biapps/etl/data_files/src_files/FUSION_1_0

配列フェッチ・サイズ

データ・サーバーとの1回の通信でODIが要求する行数。

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。

バッチ更新サイズ

1回のINSERTコマンドで処理する行数。

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。

JDBCドライバ

トランザクション・データベース接続のJDBCドライバの名前。

デフォルト値をそのまま使用することをお薦めします。

JDBCドライバとJDBC URLは、ODIでデータ・サーバーと物理スキーマを作成してトランザクション・データベースとして使用するために必要です。

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。

JDBC URL

トランザクション・データベース接続のJDBC URL。

URLの形式を次に示します。

jdbc:oracle:thin:@<host>:<port>:<sid>

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。


D.9 「BI Applicationsの管理」の「BI Applicationsオファリング」タブ

このタブを使用して、Oracle BI Applicationsオファリングを使用可能にします。使用可能にするのは、購入済でデプロイしようとしているオファリングです。オファリングを使用可能にすると、Oracle BI Applications構成マネージャにそのオファリングに関連する設定データが表示されるようになります。

要素 説明

Business Intelligence Applicationsオファリング

このリストを使用して、使用可能なオファリングを表示します。

使用可能

「使用可能」チェック・ボックスを使用して、オファリングを使用可能または使用不可にします。

Business Intelligence Applicationsオファリング

このリストを使用して、選択したオファリングの関連するファクト・グループおよびディメンション・グループを表示します。

次のようにファクト・グループとディメンション・グループを追加することによって、オファリングをカスタマイズできます。

- ファクト・グループを追加するには、「アクション」で「ファクト・グループの作成」を選択し、第D.2項「「ファクト・グループの作成」/「ファクト・グループの編集」」を表示します。

- ディメンション・グループを追加するには、「アクション」で「ディメンション・グループの作成」を選択し、第D.1項「「ディメンション・グループの作成」/「ディメンション・グループの編集」」を表示します。

ファクト・グループまたはディメンション・グループを追加した場合、「編集」アイコンと「追加」アイコンを使用してそれらを編集および削除できます。

注意: インストール時に提供されるデフォルト・グループを編集または削除することはできません。


D.10 「BI Applicationsの管理」の「BI Applicationオファリングおよび関連ソース」タブ

このタブを使用して、Oracle BI Applicationsオファリングに関連付けるソースを使用可能または使用不可にします。

要素 説明

BI Applicationオファリングおよび関連ソース

リストのオファリングを開くと、そのオファリングに関連付けられているソース・インスタンスが表示されます。

使用可能

「使用可能」チェック・ボックスを使用して、オファリングに関連付けられているソース・インスタンスを使用可能または使用不可にします。


D.11 優先通貨の管理

このダイアログを使用して、Oracle Business Intelligenceのダッシュボードで、Oracle Business Intelligenceにログインしているユーザーの「マイ・アカウント」ダイアログの「設定」タブの「通貨」ドロップダウンで使用する優先通貨名を表示します。「編集」アイコンをクリックして、優先通貨名を編集できます。たとえば、組織で「元帳通貨」ではなく「現地通貨」という用語を優先して使用する場合、このダイアログを使用して、デフォルト値を「元帳通貨」から「現地通貨」に変更できます。

要素 説明

優先通貨

このペインを使用して、優先通貨名を表示します。

優先通貨名を変更するには、「編集」アイコンをクリックして、「優先通貨名の編集」ダイアログを表示します。


D.12 ウェアハウス言語の管理

このタブを使用して、ETLプロセスでBusiness Analytics Warehouseにロードするデータの言語を指定します。Oracle BI Applicationsをインストールすると、デフォルトで「英語(アメリカ)」言語が使用可能になります。デプロイする言語は、使用可能にする必要があります。

ベース言語も指定できます。ETLプロセスが使用可能言語を1つも見つけることができない場合、ベース言語を使用します。たとえば、「フランス語」が使用可能言語、「英語(アメリカ)」がベース言語である場合、それぞれの言語に1行ずつ、合計2行が表示されます。フランス語の値を使用できない場合、かわりに英語(アメリカ)の値を使用します。

要素 説明

ビジネス分析ウェアハウス言語の管理

このリストを使用して、使用可能な言語を表示したり、サポートする言語を使用可能にしたりします。

「インストール済」列を使用して、デフォルト値の「使用不可」を「インストール済」に変更します。これにより、選択されている言語が使用可能になります。

表の他の列には、読取り専用データが表示されます。

ベース言語の設定

このオプションを使用して、ベース言語を指定します。ベース言語には青のドットが付きます。ベース言語は1つだけ指定できます。

「英語(アメリカ)」はデフォルトのベース言語です。別のベース言語を選択するには、表でレコードを1つ選択して「ベース言語の設定」アイコンをクリックします。現在のベース言語レコードが選択されている場合、このアイコンはグレー表示されます。


D.13 「ソースの登録」ダイアログ

このダイアログを使用して、ソース・インスタンスを登録します。新しいOracle BI Applicationsインストールには、少なくとも1つのソース・インスタンスを登録して使用可能にする必要があります。

「ソースの登録」ダイアログには、次の2つのデータ・エントリ・ページがあります。


注意:

接続詳細をODIリポジトリに伝播するには、「構成マネージャでのソース登録」ページと「Oracle Data Integratorトポロジでのソース登録」ページの両方で情報を入力して保存する必要があります。


D.13.1 構成マネージャでのソース登録

次の表では「構成マネージャでのソース登録」のフィールドを説明します。

要素 説明

製品ライン

ソース・インスタンス製品ライン。

製品バージョン

ソース・インスタンス製品ラインのバージョン番号。

ソース・インスタンス名

BI Applicationsシステム管理者が、BI Applicationsデータ・ロードのデータのソースとして動作するトランザクション・システムに付けた名前。機能設定タスクおよびパラメータやドメイン・マップなどのオブジェクトの値の設定はソース・インスタンスを基準として実行されるので、ソース・インスタンスは重要です。各ソース・インスタンスには、一意のデータ・ソース番号が必要です。

摘要

(オプション)ソース・インスタンスに関する追加情報。

データ・ソース番号

ソース・インスタンスの識別に使用するためにユーザーが指定する一意の番号。

「データ・ソース番号」の値でデータ・ソースを指定することによって、Oracle Business Analytics Warehouseでそのデータを特定できるようにします。各ソース・インスタンスには、一意のデータ・ソース番号値が必要です。

データ・サーバー詳細(ソース・システムがFusion ApplicationsおよびPeopleSoftの場合のみ)

ソース・システムがPeopleSoftまたはFusion Applicationsである場合、データ・サーバー・リストが読取り専用で表示されます。


D.13.2 Oracle Data Integratorトポロジでのソース登録

「Oracle Data Integratorトポロジでのソース登録」ページには、次のウィンドウがあります。

D.13.2.1 Oracle Data Integrator接続情報

「Oracle Data Integrator接続情報」ウィンドウは、ページの一番上に表示されます。このウィンドウには、Oracle BI Applications構成マネージャが指定されている製品ライン・バージョンに基づいてODIリポジトリから取得した情報が、読取り専用で表示されます。

D.13.2.2 コンテキスト詳細の提供

「コンテキスト」ドロップダウン・リストでは「グローバル」を選択する必要があります。「グローバル」値が必要なのは、Oracle BI Applicationsインタフェースがこの値を使用するように設計されているからです。

D.13.2.3 接続詳細の提供

「接続詳細の提供」ウィンドウには、次のタブがあります。

D.13.2.3.1 テクノロジ: Oracle BI (Fusion Applicationsのみ)

このタブを使用して、Oracle Data Integratorの「接続情報」ウィンドウで選択されているモデルのOracle BI EE接続詳細を設定します。

要素 説明

Oracle Data Integratorデータ・サーバー名

データ・サーバーがFusion Applicationsであることを示すFUSIONまたは同様の文字列が組み込まれた、短くてわかりやすい名前。たとえば、FUSION_CMDS。

この名前は、ODIリポジトリ内のすべてのODIデータ・サーバーを通じて一意である必要があります。

JDBCドライバ

Oracle BI EEのJDBCドライバの名前。

たとえば、oracle.bi.jdbc.AnaJdbcDriverです。

デフォルト値をそのまま使用することをお薦めします。

JDBC URL

Oracle BI EEのJDBC URL。

URLの形式を次に示します。

jdbc:oraclebi://<sid>:<port>/

たとえば、jdbc:oraclebi://hostname.com:10206/のようになります。

データベース・ユーザー名

Oracle BI EEのデータベースのユーザー名。

たとえば、OBIA_ETL_USERです。

データベース・パスワード

OBIA_ETL_USERユーザーのパスワード。

テスト

このボタンを使用して、Oracle BI EEへの接続をテストします。


D.13.2.3.2 テクノロジ: Oracle (非Fusion Applications)

このタブを使用して、Oracle Data Integratorの「接続情報」ウィンドウで選択されているモデルのトランザクション・データベース接続詳細を設定します。

要素 説明

Oracle Data Integratorデータ・サーバー名

データ・サーバーを示す短くてわかりやすい名前。

この名前は、ODIリポジトリ内のすべてのODIデータ・サーバーを通じて一意である必要があります。

JDBCドライバ

トランザクション・データベース接続のJDBCドライバ。

デフォルト値をそのまま使用します。

JDBCドライバとJDBC URLは、ODIでデータ・サーバーと物理スキーマを作成してトランザクション・データベースとして使用するために必要です。

JDBC URL

トランザクション・データベース接続のJDBC URL。

URLの形式を次に示します。

jdbc:oracle:thin:@<host>:<port>:<sid>

データベース・ユーザー名

トランザクション・データベースのデータベース・ユーザー名。

データベース・パスワード

トランザクション・データベースのパスワード。

テスト

このボタンを使用して、トランザクション・データベースへの接続をテストします。


D.13.2.3.3 テクノロジ: ファイル・システム

このタブを使用して、Oracle Data Integratorの「接続情報」ウィンドウで選択されているモデルのファイル・システム接続詳細を設定します。

このタブには非表示の列があり、その列にはデフォルト値が設定されています。これらの値を変更する必要はありません。

要素 説明

Oracle Data Integratorデータ・サーバー名

データ・サーバーを示す短くてわかりやすい名前。

ホスト名

ファイル・システムが常駐するホスト・マシンの名前。

ファイルへのパス

Business Analytics Applications SuiteインストーラによってインストールされたETLファイルのディレクトリ・パス。

デフォルトの場所は、<Oracle Home for BI>/biapps/etlです。

例: /Oracle_BI1/biapps/etl/data_files/src_files/FUSION_1_0

配列フェッチ・サイズ

データ・サーバーとの1回の通信でODIが要求する行数。

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。

バッチ更新サイズ

1回のINSERTコマンドで処理する行数。

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。

JDBCドライバ

トランザクション・データベース接続のJDBCドライバの名前。

デフォルト値をそのまま使用することをお薦めします。

JDBCドライバとJDBC URLは、ODIでデータ・サーバーと物理スキーマを作成してトランザクション・データベースとして使用するために必要です。

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。

JDBC URL

トランザクション・データベース接続のJDBC URL。

URLの形式を次に示します。

jdbc:oracle:thin:@<host>:<port>:<sid>

注意: この列は非表示である可能性があります。この列を表示するには、「表示」「列」「すべて表示」の順にクリックします。