この項では、Oracle BI Applications構成マネージャの「ロード・プランの管理」ユーザー・インタフェースの要素に関するリファレンス情報について説明します。
この項には次のトピックが含まれます:
「ロード・プランの管理」ウィンドウには、次のアイコンとメニュー・オプションがあります。
アイコンまたはメニュー・オプション | 説明 |
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「アクション」メニュー: データ・ウェアハウス・リセット・シナリオの実行 |
このコマンドは、W_ETL_LOAD_DATES表を切り捨てることで、データ・ウェアハウスをリセットします。これにより、後続のロードでは、すべてのターゲット表が切り捨てられて、新たにフル・ロードが実行されるようになります。 |
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複製 選択したロード・プラン定義と同じファクト・グループで新しいロード・プランを定義できます。ただし、異なる名前と識別子を使用します。 |
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生成 ODIリポジトリにロード・プランを作成するプロセスを開始します。ロード・プランは、実行前に正常に作成しておく必要があります。 |
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生成ステータスの詳細の表示 ロード・プランに含まれる各ステップについて、生成ステータスを示します。 |
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生成ステータスのリセット 生成ステータスを「生成しない」にリセットします。 |
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ロード・プランの詳細の表示 Oracle Data Integratorコンソールを起動します。このコンソールでは、選択したロード・プランに関する詳細情報を表示できます。 |
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実行 正常に生成されているロード・プランを実行します。 |
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実行ステータスの詳細の表示 実行したロード・プランについて、実行の詳細を表示します。 |
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生成ステータス: 生成しない ロード・プランが生成されていないことを示します。または、構成マネージャでロード・プランが、再生成されずに変更されていることを示します。 |
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生成ステータス: 進行中 ロード・プランが生成処理中であることを示します。 |
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「生成ステータス」および「実行ステータス」: 成功 「生成ステータス」列は、ロード・プランが正常に生成されたことを示します。 「実行ステータス」列は、ロード・プラン実行が正常に完了したことを示します。 |
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「生成ステータス」および「実行ステータス」: 失敗 「生成ステータス」列は、ロード・プランの生成に失敗したことを示します。 「実行ステータス」列は、エラーが原因で、ロード・プラン実行が失敗したことを示します。 |
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実行ステータス: 実行しない ロード・プランが実行されなかったことを示します。 |
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実行ステータス: 実行中 ロード・プランが現在実行中であることを示します。 |
「ロード・プランの管理」メイン・ページを使用すると、既存のロード・プランを表示して編集したり、新しいロード・プランの定義を作成することができます。既存のロード・プランは、マスター・リスト・パネルの上にある「検索」をクリックして検索できます。検索の入力フィールドでは、大/小文字が区別されません。
「ロード・プラン」リストには、構成マネージャのリポジトリ内にあるロード・プランが表示されます。このページにあるツールバーのオプションについては、「「ロード・プランの管理」ツールバーのオプション」を参照してください。
このタブを使用すると、「ロード・プラン」リストで選択したロード・プランに関連付けられているファクト・グループを表示できます。表示されるファクト・グループは、ファクト・グループの階層に属している可能性があります。ファクト・グループのノードを開いて、階層を表示できます。ファクト・グループが階層内の別のファクト・グループの子である場合、そのファクト・グループはツリー内に2回出現します。これは、機能領域と親ファクト・グループの両方に関連付けられているためです。
このタブを使用すると、「ロード・プラン」リストで選択したロード・プランに関連付けられているデータ・ロード・パラメータを表示および編集できます。「データ・ロード・パラメータ」リストには、アプリケーション固有のパラメータとグローバル・パラメータの両方が含まれます。アプリケーション固有のパラメータは、ロード・プラン定義に含まれる1つ以上のファクト・グループに関連付けられています。グローバル・パラメータは、すべてのアプリケーションに適用されます。また、特定のファクト・グループに関連付けることもできます。
「データ・ロード・パラメータ」タブの要点は次のとおりです。
リストされたパラメータが値を必要としているにもかかわらず値が割り当てられていない場合、表の各行にエラー・アイコンがタグ付けされます。値を必要としないパラメータ(値をNullにできる)は、値が割り当てられていない場合でもタグ付けされません。
パラメータのリストをフィルタして、値を持たないデータ・ロード・パラメータのみを表示できます(ツールバーの「表示」ドロップダウン・リストを使用する)。
表に表示された内容は、ツールバーの「エクスポート」アイコンをクリックすることで、Microsoft Excel形式のファイルにエクスポートして保存できます。
パラメータの値は、リスト内でパラメータを選択してから、ツールバーの「編集」アイコンをクリックすることで変更できます。「パラメータ値の編集」ダイアログが表示されます。パラメータ値を変更するには、ユーザーに適切な権限を持つロールが割り当てられている必要があります。
「ドメインとマッピング」タブを使用すると、「ロード・プラン」リストで選択したロード・プランに関連するドメインとマッピングを表示および編集できます。ドメインとマッピングは、ロード・プラン定義に含まれるファクト・グループに関連付けられています。
「ドメインとマッピング」タブの要点は次のとおりです。
リストに示されるソース・ドメインに、適切なウェアハウス・ドメイン・メンバーにマップされていないメンバーが含まれる場合、表の行にエラー・アイコンがタグ付けされます。一部のソース・ドメイン・メンバーは該当しないため、マップされていない場合でもタグ付けされません。
マッピングのリストをフィルタして、マップされていないソース・メンバーを持つドメインのみを表示できます(ツールバーの「表示」ドロップダウン・リストを使用する)。
表に表示された内容は、ツールバーの「エクスポート」アイコンをクリックすることで、Microsoft Excel形式のファイルにエクスポートして保存できます。
ドメインのマッピングは、リスト内でマッピングを選択してから、ツールバーの「編集」アイコンをクリックすることで変更できます。「ドメイン・メンバー・マッピングの編集」ダイアログが表示されます。ドメイン・メンバー・マッピングを変更するには、ユーザーに適切な権限を持つロールが割り当てられている必要があります。
「スケジュール」タブを使用すると、ロード・プランの実行スケジュールを表示、作成、編集および削除できます。ロード・プランのスケジュールには、次の必須プロパティが含まれます。
コンテキスト: ロード・プランの実行時に使用するODIコンテキスト。サポートされるコンテキストは、「グローバル」のみです。
論理エージェント: ロード・プランの実行時に使用するODIエージェント。
反復: 発生頻度。使用可能な値は次のとおりです。
エージェント起動時
単純
毎時
毎日
毎週
毎月(月日付)
毎月(曜日)
毎年
ステータス: スケジュールのステータス。使用可能な値は次のとおりです。
アクティブ
非アクティブ
アクティブ期間
スケジュール済時間: ロード・プランを実行する日時。
「スケジュール」タブのツールバー・アイコン
ツールバー・アイコンには、次の機能があります。
追加: このコマンドは、「ロード・プランのスケジュール」ダイアログを起動します。このダイアログでは、選択したロード・プランの新しいスケジュールを定義できます。
編集: 選択したスケジュールに適用されます。このコマンドは、「ロード・プランのスケジュール」ダイアログを起動します。このダイアログでは、選択したスケジュールを変更できます。
削除: このコマンドは、リポジトリからスケジュールを削除します。
スケジュールの更新: このコマンドは、エージェントがODIですでに起動されている場合に、ODIエージェント・スケジューラにスケジュールを追加します。Oracle BI Applications構成マネージャでスケジュールを定義するときに、ODIエージェントがすでに実行されている場合は、「スケジュールの更新」をクリックして、ODIエージェント・スケジューラにスケジュールを追加する必要があることに注意してください。
「ロード・プランの定義」ページを使用すると、新しいロード・プランを定義できます。ロード・プランは、1つ以上のファクト・グループと追加のプロパティで構成されます。
要素 | 説明 |
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「ロード・プランの定義」の最初のページ |
一連の「ロード・プランの定義」の最初のページでは、次の情報が要求されます。
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「ロード・プランの定義」の2ページ目 |
一連の「ロード・プランの定義」の2ページ目には、次のタブが含まれます。
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「ロード・プランの複製」ページを使用すると、既存のロード・プランを複製できます。「ロード・プランの複製」ページには、コピーするロード・プランのロード・プラン情報が表示されます。複製するロード・プランには、一意の名前を付ける必要があります。オプションで、次の情報を変更できます。
一連の「ロード・プランの複製」の最初のページ
摘要
ロード・プランタイプ
ソース・インスタンス
一連の「ロード・プランの複製」の2ページ目
ファクト・グループ
「ロード・プランの編集」ページを使用すると、既存のロード・プランを編集できます。次の情報が編集可能です。
一連の「ロード・プランの編集」の最初のページ
名前
摘要
ソース・インスタンス
一連の「ロード・プランの編集」の2ページ目
ファクト・グループ
「ロード・プランの詳細」ページを使用すると、「ロード・プラン」リストで選択したロード・プランの定義と実行ステータスに関する詳細情報を表示できます。
要素 | 説明 |
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「ナビゲーション」タブ |
「ナビゲーション」タブでは、リポジトリに格納されているオブジェクトを参照できます。オブジェクトまたはノードを選択すると、このオブジェクトまたはノードで使用可能なアクションのアイコンが「ナビゲーション」タブのツールバーに表示されます。このオブジェクトで使用できないアクションの場合は、アイコンがグレー表示されます。
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「ロード・プラン」タブ |
「ロード・プラン」タブには、次の情報を含む3つのパネルが表示されます。
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「ロード計画実行」タブ |
「ロード計画実行」タブには、次の情報を含む3つのパネルが表示されます。
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「ロード・プランのスケジュール」ダイアログを使用すると、ロード・プラン実行のスケジュールを作成および編集できます。ロード・プランのスケジュールには、次のプロパティが含まれます。
コンテキスト: ロード・プランの実行時に使用するODIコンテキスト。サポートされるコンテキストは、「グローバル」のみです。
論理エージェント: ロード・プランの実行時に使用するODIエージェント。
ログ・レベル: 保持するロギング情報のレベル。Oracle BI Applications構成マネージャでは、Oracle Diagnostic Loggingを使用します。ログ・ファイルと診断データの管理については、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』を参照してください。
ステータス: スケジュールのステータス。使用可能な値は次のとおりです。
アクティブ
非アクティブ
アクティブ期間
反復: 発生頻度。使用可能な値は次のとおりです。
エージェント起動時
単純
毎時
毎日
毎週
毎月(月日付)
毎月(曜日)
毎年
「反復」オプションの選択内容に応じて、日時の選択オプションが動的に表示されます。