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Oracle® Business Intelligence Applications ETLガイド
11g リリース1 (11.1.1.8.1)
E57854-01
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3 追加の管理タスク

この章では、Oracle BI ApplicationsのETLプロセスに関連する管理トピックについて説明します。

この章には次のトピックが含まれます:

SiebelソースのETL表の作成

ソース・システムがSiebelで、次のオファリングの1つをデプロイする場合は、SiebelデータベースでS_ETL表を作成する必要があります。

S_ETL表を作成するには、DDLスクリプトを生成してSiebel DBAに提出する必要があります。Siebel DBAは、Siebelデータベースで必要な表を作成する必要があります。

ETL接続に使用するDBユーザーは、S_ETL表に対するすべてのDML権限(SELECT、INSERT、DELETE、UPDATES)とDDL権限(TRUNCATE)を必要とすることに注意してください。

SiebelソースのS_ETL表を作成するDDLスクリプトを生成するには:

  1. ODI Studioを起動して、デザイナ・ナビゲータを表示します。

  2. プロジェクト・エディタで、「BIAppsプロジェクト」、「コンポーネント」、「ソース」、「Siebel」、「Oracle」、「Siebel DDLの生成」、「パッケージ」、「Siebel DDLの生成」、「シナリオ」の各フォルダを開きます。

  3. 「GENERATE_SIEBEL_DDLバージョン001」を右クリックして、「実行」をクリックします。

  4. 「コンテキスト」→「ODIエージェント」→「ログ・レベル」を選択して、「OK」をクリックします。

  5. 次の情報を指定します。

    オプション 説明

    CREATE_SCRIPT_FILE

    「最新の値」を選択して、「値」フィールドにYと入力します。

    REFRESH_MODE

    FULLと入力します。

    CHAR_CLAUSE

    Unicodeサポート用に提供されています。「Y」に設定すると、DDLにCHAR句が含められます。

    RUN_DDL

    Nと入力します。

    SCRIPT_LOCATION

    スクリプトの作成先パスを入力します。

    ファイル名は、BIA_Siebel_Schema_DDL_<実行ID>.sqlのようになります。

    TABLE_MASK

    デフォルト値「%」はすべての表を比較します。


DDL Warehouseスクリプトの生成

Business Analytics Warehouseの表は、インストール・プロセス中、Business Analytics Applications Suiteのリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)が付属のDDLスクリプトを実行するときに、自動的にデプロイされます。RCUでは、個々の表と関連する索引に割り当てる表領域の指定を求めるプロンプトが表示されません。また、付属のDDLを変更するメカニズムも用意されていません。Business Analytics Warehouseデータ・モデルに変更を加えるには、ODIを使用して新しいDDLスクリプトを生成します。

DDLスクリプトの生成と、表および索引への表領域の割当てについては、『Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド』のDDLの生成と表および索引への表領域の割当てに関する項を参照してください。

ロギングおよび診断

Oracle BI Applications構成マネージャでは、Oracle Diagnostic Loggingを使用します。ログ・ファイルと診断データの管理については、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』を参照してください。