| Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Monitorのインストールおよび構成 12c (12.1.3) E56364-03 |
|
 前 |
 次 |
この章では、Oracle GoldenGate Monitorのインストールおよび構成の手順の概要を示します。次の項で構成されます。
Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.1.3)の現在のプラットフォームのサポート情報を確認するには、次のようにします。
次の場所のOracleサポートにログインします。
「Certifications」タブをクリックします。
「Certifications」ページが表示されます。
「Search」タブを開き、「Product」フィールドに「GoldenGate」と入力し、製品リストを開きます。
「Product」リストで「Oracle GoldenGate (OGG, FMW, Oracle GoldenGate Suite)」を選択します。
「Release」編集ボックスをクリックし、リリース・リストを開いて「12.1.3.0.0」を選択します。
「Search」をクリックします。
選択した製品およびリリースの「Search Results」ページが開き、選択したOracle GoldenGateのバージョンで動作保証されているオペレーティング・システム、データベース、アプリケーション、ブラウザおよびクライアントが表示されます。「Number of Releases/Versions」列のテキストをクリックすると、各プラットフォームの詳細を表示できます。
Oracle GoldenGate Monitorは、Oracle GoldenGateレプリケーション・ソリューションのWebベースのリアルタイム・モニタリング・コンソールです。Oracle GoldenGate Monitorは、エンタープライズ内のすべてのOracle GoldenGateインスタンスとこれに関連付けられているデータベースが一目でわかるグラフィカルなビューを提供します。統計、ターゲットを設定したビューおよびアラートを即座に表示でき、Oracle GoldenGate構成のすべてのオブジェクトのパフォーマンスをモニターしたり、ラグや異常終了したプロセスなどの問題が発生した際にただちに検出できます。Oracle GoldenGate Monitorは、専用のコンソール・ワークスペースや電子メール、SNMPおよびCLIクライアントにアラート・メッセージを送信できます。
Oracle GoldenGate Monitorでは、ブラウザベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用してOracle GoldenGateインスタンスをリモートでモニターします。ダイアグラムに示したコンポーネントが含まれます。
Oracle GoldenGate Monitorサーバーは、Java Management Extensions (JMX)を使用して1つ以上のOracle GoldenGateインスタンスと通信します。各Oracle GoldenGateインスタンスのManagerプロセスは、インスタンスに関する情報をOracle GoldenGate Monitorサーバーに提供するOracle GoldenGateエージェントと関連付けられています。
Oracle GoldenGateエージェントは、各Oracle GoldenGateインスタンスとともにインストールされます。インスタンスに関する情報を収集し、Oracle GoldenGate Monitorサーバーに送信します。Oracle GoldenGateエージェントは、Oracle GoldenGate Monitorとは別にインストールされます。インストールと構成の手順については、『Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Monitor Agentのインストールおよび構成』を参照してください。
Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成は、次の手順で構成されます。
第2章「インストールの準備」に記載された前提条件を満たします。
Oracle Universal Installer (OUI)を実行してOracle GoldenGate Monitorサーバーをインストールします。手順については、3.1項「Oracle GoldenGate Monitorのインストール」を参照してください。
リポジトリ構成ユーティリティ(RCU)を実行してOracle GoldenGate Monitor専用のリポジトリを作成します。手順については、3.2項「リポジトリの作成」を参照してください。
構成ウィザードを実行してOracleデータベースに対するOracle WebLogic Serverドメインを作成します。手順については、4.1項「Oracleデータベース用のOracle GoldenGate Monitorサーバーの構成」を参照してください。
Oracle以外のデータベースを使用する場合、4.2項「Oracle以外のデータベース用のOracle GoldenGate Monitorサーバーの構成」の追加手順に従います。1.5項「Oracle GoldenGate MonitorとOracle以外のデータベースの組合せ」も参照してください。
手動構成手順を実行してドメインの作成を完了させます。手順については、4.3項「Monitorサーバーの構成の完了」を参照してください。
Oracle GoldenGate Monitorサーバーを起動します。手順は、4.4項「Oracle GoldenGate Monitorサーバーの起動」を参照してください。
第5章「WebLogic管理コンソールからのユーザーの管理」で説明されているように、Oracle WebLogic Server管理コンソールからユーザーを追加/更新します。
2.3項「データベース・ソフトウェアのインストール」で指定されているOracleデータベースに加えて、Oracle GoldenGate Monitorサーバー12c (12.1.3)ではMySQLおよびMicrosoft SQL Serverで提供されるデータベースもサポートされます。これらのOracle以外のデータベースではOracle Platform Security Service (OPSS)がサポートされないため、その構成にはOracleデータベースの場合とは異なる手順がいくつか必要です。これらのOracle以外のデータベースをインストールする場合、これらの追加手順を把握する必要があります。詳細は、4.2項「Oracle以外のデータベース用のOracle GoldenGate Monitorサーバーの構成」を参照してください。
