この章では、Oracle GoldenGate Veridata 12c (12.1.3)リリースのOracle GoldenGate Veridataの新機能および重要な製品の変更点の概要について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle GoldenGate Veridataリリース12c
(12.1.3)には、次の新機能および変更された機能が含まれます。
非同期データをリアルタイム環境で修復する異種修復の新機能。『Oracle GoldenGate Veridataユーザーズ・ガイド』の非同期ジョブの修復に関する項を参照してください。
XMLファイルからの比較構成のロードが可能な新しいスクリプト・ツール。第5章「スクリプトの構成」を参照してください。
JavaエージェントのIPv6サポート。
不要なジョブ・レポートおよびデータの削除が可能なパージ。Oracle GoldenGate Veridataのオンライン・ヘルプを参照してください。
シングル・サインオンのサポート。1.2項「Oracle GoldenGate Veridataのシングル・サインオンの構成」を参照してください。
セキュリティの機能拡張:
SSL通信のサポート。2.2項「VeridataサーバーとVeridataエージェント間のSSL接続の構成」を参照してください。
Oracle GoldenGate Veridataユーザーへの新しいセキュリティ・ロールの追加。2.4項「ユーザー・ロールの定義によるOracle GoldenGate Veridataへのアクセスの保護」を参照してください。
レポート・ファイルの暗号化。2.5項「レポート・ファイルの暗号化」を参照してください。
新しいインストール・プロセス。このリリースでは、Oracle Universal Installerを使用して、Veridata ServerをホストするOracle WebLogic Serverドメインをインストールおよび構成します。『Oracle GoldenGate Veridataのインストールと構成』を参照してください。
12c (12.1.3)では、このガイドは複数の点で更新されています。追加または変更された項は次のとおりです。
スクリプト・ツールの使用方法を説明した章を追加しました。第5章「スクリプトの構成」を参照してください。
Oracle GoldenGate VeridataのSSLの構成方法を説明した項を追加しました。2.2項「VeridataサーバーとVeridataエージェント間のSSL接続の構成」を参照してください。
新しいコマンドライン・オプションおよび説明が追加されました。第3章「Oracle GoldenGate Veridataプログラムの実行」を参照してください。