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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Veridataのインストールと構成
12c (12.1.3)
E59461-02
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8 Oracle GoldenGate Veridataのアンインストール

この章では、Oracle Data Integratorのアンインストールまたは再インストールの方法について説明します。

ソフトウェアを削除する場合は、この章で説明する手順を常に使用するようにしてください。Iソフトウェアを手動で削除しようとすると、後でソフトウェアを再インストールする際に問題が発生する場合があります。この章の手順に従うことで、ソフトウェアを正常に削除できます。

この章の内容は次のとおりです。

8.1 製品のアンインストールについて

Oracle Fusion Middlewareアンインストーラは、ソフトウェアが起動されるOracleホーム・ディレクトリからソフトウェアを削除します。表8-1は、手順の概要を示し、サポート・ドキュメントへのリンクを示します。

表8-1 GoldenGate Veridataのアンインストールのロードマップ

タスク 説明 ドキュメント

Oracle Fusion Middlewareの停止。

ドメインのすべてのサーバーおよびプロセスをアンインストーラの実行前に停止する必要があります。

8.2項を参照してください。

データベース・スキーマの削除。

リポジトリ作成ユーティリティを実行して、データベース・スキーマを削除します。

8.3項を参照してください。

ソフトウェアの削除。

製品のアンインストーラを実行して、Oracle Fusion Middleware Infrastructureを削除します。

8.4項を参照してください。

Oracleホーム・ディレクトリの削除。

アンインストーラは、Oracleホーム・ディレクトリからすべてのファイルおよびフォルダを削除しません。アンインストーラを終了したら、Oracleホームを手動で削除して、製品の削除を完了する必要があります。

8.5項を参照してください。

ドメインおよびアプリケーション・データの削除。

アンインストーラは、ドメイン・ホームまたはアプリケーション・ホーム・ディレクトリがOracleホーム内部にある場合でも、これらディレクトリのデータを削除しません。これらのディレクトリは手動で削除する必要があります。

8.6項を参照してください。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureの削除。

Java EEエージェントのトポロジを作成した場合は、Oracle Fusion Middleware Infrastructureソフトウェアをシステムから削除することもできます。

8.7項を参照してください。


8.2 Oracle Fusion Middlewareの停止

Oracle Fusion Middlewareの停止には、次が含まれます。

8.2.1 Oracle GoldenGate Veridataエージェントの停止

アンインストーラを実行する前に、実行中のすべてのエージェントを停止する必要があります。

スタンドアロン・エージェントを停止するには、Veridataエージェントのデプロイメント・ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./agent.sh stop

Windowsオペレーティング・システムの場合:

./agent.bat stop

8.2.2 Oracle Fusion Middleware環境の停止

アンインストーラを実行する前に、削除するOracleホームに関連付けられているすべてのサーバーおよびプロセスを停止する必要があります。

詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middleware環境の停止に関する項を参照してください。

8.3 データベース・スキーマの削除

Oracleホームを削除する前に、リポジトリ作成ユーティリティを実行して、このドメインに関連付けられているデータベース・スキーマを削除する必要があります。各ドメインには、独自のスキーマのセットがあり、カスタム接頭辞によって一意に識別されます(『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のカスタム接頭辞の理解に関する項を参照)。このスキーマのセットは、他のドメインと共有できません(『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のスキーマ作成の計画に関する項を参照)。

データベースに複数のスキーマのセットがある場合は、削除するドメインに関連付けられているスキーマ接頭辞を特定してください。

スキーマの削除の手順は、『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のスキーマの削除に関する項を参照してください。

8.4 ソフトウェアのアンインストール

この項の手順に従い、製品のアンインストーラを起動して、ソフトウェアを削除します。

サイレント(コマンドライン)アンインストールを実行する場合は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のOracle Universal Installerでのサイレント・アンインストールの実行に関する項を参照してください。

8.4.1 アンインストーラの起動

Windowsオペレーティング・システムでアンインストーラを起動するには、次のいずれかを実行します。

  1. マネージャ・ウィンドウを使用して、ORACLE_HOME\oui\binディレクトリに移動し、deinstall.cmdをダブルクリックします。

  2. コマンドラインからORACLE_HOME\oui\binに移動して、次のコマンドを入力します。

    deinstall.cmd
    
  3. 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」,を選択し「Oracle」を選択してから「OracleHome」を選択し、「Uninstall Oracle Middleware」を選択します。

Windowsの「スタート」メニュー項目を確認します。

UNIXオペレーティング・システムでアンインストーラを起動するには、ORACLE_HOME/oui/binディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。

./deinstall.sh

8.4.2 アンインストール画面の操作

アンインストール・プログラムでは、表8-2に示す順序で一連の画面が表示されます。

アンインストール画面の詳細は、画面の名前をクリックしてください。

表8-2 アンインストール画面および説明

画面 説明

Welcome

この画面は、製品のアンインストーラの概要を示します。

Deinstallation Summary

この画面には、アンインストールされるOracleホーム・ディレクトリとその内容が表示されます。これが正しいディレクトリであることを確認します。

「Deinstall」をクリックしてソフトウェアの削除を開始します。

Deinstallation Progress

この画面には、アンインストールの進行状況が表示されます。

Deinstallation Complete

この画面は、アンインストールが完了すると表示されます。この画面の情報を確認し、「Finish」をクリックしてアンインストーラを閉じます。


8.5 手動によるOracleホーム・ディレクトリの削除

アンインストーラを終了したら、Oracleホーム・ディレクトリおよびアンインストーラによって削除されなかった既存のサブディレクトリを手動で削除する必要があります。たとえば、UNIXオペレーティング・システムでOracleホーム・ディレクトリが/home/oracle/product/Oracle_Homeの場合は、次のようにします。

> cd /home/oracle/product
> rm -rf Oracle_Home

Windowsオペレーティング・システムで、Oracleホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Product\Oracle_Homeの場合は、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracle\Productディレクトリに移動し、「Oracle_Home」フォルダを右クリックして「削除」をクリックします。

8.6 ドメインおよびアプリケーション・データの削除

ドメインおよびアプリケーション・データを削除する手順:

  1. ドメイン・ホーム・ディレクトリを手動で削除します。

    たとえば、UNIXオペレーティング・システムでドメイン・ホーム・ディレクトリが/home/oracle/config/domains/veridata_domainの場合は、次のようにします。

    > cd /home/oracle/config/domains
    > rm -rf veridata_domain
    

    Windowsオペレーティング・システムで、ドメイン・ホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Config\domains\odi_domainの場合は、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracle\Config\domainsディレクトリに移動し、「odi_domain」フォルダを右クリックして「削除」をクリックします。

  2. アプリケーション・ホーム・ディレクトリを手動で削除します。

    たとえば、UNIXオペレーティング・システムでアプリケーション・ホーム・ディレクトリが/home/Oracle/config/applications/veridata_domainの場合は、次のようにします。

    > cd /home/Oracle/config/applications
    > rm -rf veridata_domain
    

    Windowsオペレーティング・システムで、アプリケーション・ホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Config\applications\veridata_domainの場合は、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracle\Config\applicationsディレクトリに移動し、「odi_domain」フォルダを右クリックして「削除」をクリックします。

  3. Oracleホームのdomain_registry.xmlファイルをバックアップし、ファイルを編集して、削除するドメインに関連付けられている行を削除します。たとえば、odi_domainを削除するには、次の行を検索して削除します。

    <domain location="/home/Oracle/config/domains/veridata_domain"/>
    

    終了したら、ファイルを保存して終了します。

8.7 Oracle Fusion Middleware Infrastructureのアンインストール

Oracle GoldenGate Veridataソフトウェアを削除すると、Oracle Fusion Middleware Infrastructureをマシンから削除するように選択できます。Infrastructureが削除されると、Infrastructureを使用する他の製品が機能しなくなるため、削除する前に、それらの製品がないことを確認します。

アンインストールの手順は、『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』のOracle Fusion Middleware Infrastructureのアンインストールに関する項を参照してください。

8.8 ソフトウェアの再インストール

この章の手順(Oracleホーム・ディレクトリの手動での削除を含む)に従って、ソフトウェアをアンインストールした場合のみ、前のインストールと同じOracleホームにソフトウェアを再インストールできます。再インストールする場合は、前のインストールと同じOracleホームを指定できます。

次の場合(Oracleホームが空でない)を考慮してください。

  • 同じ機能セットが含まれている既存のOracleホームのインストール。

    インストール中に指定したOracleホームに、インストールしようとしている同じソフトウェアがすでに格納されていることがインストーラによって警告されます。オプションは次のとおりです。

    1. 異なるインストール・タイプを選択します。この場合、Oracleホーム・ディレクトリにまだ存在しない機能セットがインストールされます。

    2. 異なるOracleホーム・ディレクトリを選択します。

  • 空でない既存のOracleホームのインストール。

    たとえば、既存のOracleホーム内にドメイン・ホームまたはアプリケーション・ホームを作成するように選択したとします。このデータは、アンインストール・プロセス中に削除されないため、同じOracleホームに再インストールしようとしても、インストーラによって許可されません。オプションは次のとおりです。

    1. この章の説明に従い、Oracleホームからソフトウェアをアンインストールし、Oracleホーム・ディレクトリを削除します。完了すると、第3章「Oracle GoldenGate Veridataのインストール」の手順を使用し、再インストールして同じOracleホームの場所を再利用できます。Oracleホームにあったドメインまたはアプリケーション・データは、再作成する必要があります。

    2. 異なるOracleホーム・ディレクトリを選択します。