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Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Veridataのインストールと構成
12c (12.1.3)
E59461-02
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7 Oracle GoldenGate Veridataドメイン構成後の次の手順

この章では、新規作成したOracle GoldenGate Veridataのドメインで実行する一般的なタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

7.1 Oracle GoldenGate Veridataのインストールの確認

インストールが完了すると、次のタスクを正常に完了することでインストールの完了を確認できます。

7.1.1 インストール・ログ・ファイルの確認

インストール・ログ・ファイルの内容を確認し、問題が発生していないことを確認します。ログ・ファイルの詳細およびログ・ファイルの場所は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』インストールおよび構成のログ・ファイルに関する項を参照してください。

7.1.2 ディレクトリ構造の確認

Oracle GoldenGate Veridataのインストールおよび構成後に、ディレクトリ構造を確認します。インストール後のディレクトリ構造の詳細は、付録C「Oracle GoldenGate Veridataのディレクトリ構造について」を参照してください。

7.2 サーバーの起動

構成が完了したら、次を実行して、次を実行して、ドメインの管理に使用するツールにアクセスします。


注意:

ドメインの管理に使用可能なツールの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middleware管理ツールの概要に関する項を参照してください。

7.2.1 管理サーバーの起動

管理サーバーを起動するには、DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合は、次を実行します。

./startWebLogic.sh

Windowsオペレーティング・システムの場合は、次を実行します。

startWebLogic.cmd

タスク4「ドメイン・モードおよびJDKの指定」の「Domain Mode and JDK」画面で「Production Mode」を選択すると、タスク3「管理者アカウントの構成」の「Administrator Account」画面に示すように、管理者ユーザーのログイン資格証明が求められます。


ヒント:

管理サーバーの起動の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』の管理サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。

本番モードでは、起動アイデンティティ・ファイルを作成すると、管理サーバーの起動時にユーザー名とパスワードを指定する必要がなくなります。詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の管理サーバーの起動アイデンティティ・ファイルの作成に関する項を参照してください。


管理サーバーの起動と稼働は、管理サーバー・コンソールからアクセスして確認できます。URLは、タスク14「ドメイン・ホームおよび管理サーバーURLの確認」の「Configuration Success」画面に表示されています。


注意:

製品スキーマをホストするデータベースが起動および稼働しており、管理サーバーからアクセスできることを確認します。

http://administration_server_host:administration_server_port/console

管理サーバーのデフォルトのポート番号は7001です。

wls_admin_console.gifの説明が続きます。
図wls_admin_console.gifの説明

管理コンソールの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle WebLogic Server管理コンソールの使用の開始に関する項を参照してください。

7.2.2 Veridataスクリプトを使用した管理対象サーバーの起動

Veridataインストールには、Veridata管理対象サーバーを起動および停止するためのスクリプトveridataServer(.sh/.bat)が用意されています。これらのスクリプトはDOMAIN_HOME/veridata/binフォルダにあります。


注意:

コンパクト・ドメインには管理対象サーバーはありません。管理サーバーを起動すると、ドメイン全体が起動します。

veridataServerスクリプトを実行する手順:

  1. Oracle GoldenGate Veridataがインストールされているシステムで、オペレーティング・システムのコマンド・シェルを実行します。

  2. DOMAIN_HOME/veridata/binディレクトリに移動します。

  3. 次の構文を使用して、veridataServerスクリプトを実行します。

構文

veridataServer{.bat|.sh} start/stop [SERVER_NAME] [ADMIN_URL]
オプションのパラメータ 説明
SERVER_NAME 起動および停止するVeridata管理対象サーバーの名前を指定します。指定しないと、スクリプトはデフォルトの管理対象サーバー(VERIDATA_server1)を起動します。
ADMIN_URL Veridataドメイン管理サーバーのURLを指定します。デフォルトのURLはt3://<admin server>:<port>です。

7.3 Veridataユーザーの作成および権限の割当て

Veridataドメインを構成したら、ユーザーを作成して、Veridata Webユーザー・インタフェースにアクセスする権限をこれらのユーザーに割り当てる必要があります。ユーザーを作成するには、Oracle WebLogic管理コンソールを使用します。

デフォルトでは、WebLogicドメイン管理者には、Veridataアプリケーションのアクセス権限があります。

管理コンソールを使用したユーザーとグループの作成の詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソールのオンライン・ヘルプのユーザーの作成に関する項を参照してください。

Veridataのユーザー・ロールの詳細は、『Oracle GoldenGate Veridataの管理』のユーザー・ロールの定義によるOracle GoldenGate Veridata Webインタフェースへのアクセスの保護に関する項を参照してください。

7.4 Veridata Webユーザー・インタフェースの起動

Oracle GoldenGate Veridata Webアプリケーションを起動するには、次のURLをWebブラウザに入力します。

http://hostname:8830/veridata/

hostnameは、Veridataサーバーをインストールしたホストを表します。

Veridataアプリケーションにログインするには、管理コンソールで指定したVeridataユーザー資格証明を使用します。「Veridataユーザーの作成および権限の割当て」を参照してください。