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Oracle® Server X5-2L VMware ESXi インストールガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

BIOS の最適なデフォルト値を確認する


注 -  サーバーを新しく設置し、オペレーティングシステムをはじめてインストールした場合、通常 BIOS はデフォルト設定に構成されていて、このタスクを実行する必要はありません。

BIOS 設定ユーティリティーでは、必要に応じて BIOS 設定を表示および編集するだけでなく、最適なデフォルト値を設定することもできます。最適なデフォルト値を設定することで、サーバーが既知の適切な構成で効率的に動作するようになります。最適なデフォルト値は『Oracle Server X5-2L サービスマニュアル』で確認できます。

BIOS 設定ユーティリティーで (F2 キーを使用して) 行なった変更はすべて、次回に変更されるまで常時使用されます。

F2 キーを使用して BIOS 設定を表示または編集するだけでなく、ブートプロセス中に F8 キーを使用して一時ブートデバイスを指定することもできます。F8 キーを使用して一時ブートデバイスを設定した場合、この変更は現在のシステムブートのみで有効です。一時ブートデバイスでブートしたあとは、F2 キーを使用して指定した常時ブートデバイスが有効になります。

開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。

  1. ホストコンソールにアクセスします。

    手順については、ホストコンソールへのアクセスを参照してください。

  2. サーバーの電源を入れるか、リセットします。

    たとえば、サーバーをリセットするには次のいずれかを実行します。

    • ローカルサーバーで、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを約 1 秒間押してサーバーの電源を切ってから、もう一度電源ボタンを押してサーバーに電源を入れます。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」を選択し、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択します。

    • Oracle ILOM コマンド行インタフェースから、「reset /System」と入力します。

    サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。


    image:BIOS 画面を示す図。

    注 -  次のイベントがすぐに発生するため、次の段階では集中する必要があります。画面に表示される時間が短いため、これらのメッセージを注意して観察してください。
  3. BIOS 画面でプロンプトが表示されたら、F2 キーを押して BIOS 設定ユーティリティーにアクセスします。

    しばらくすると、BIOS 設定ユーティリティーが表示されます。

  4. F9 キーを押して、最適なデフォルト設定を自動的にロードします。

    OK」を選択してこの操作を続行するか、「CANCEL」を選択してこの操作を取り消すよう求めるメッセージが表示されます。

  5. メッセージの「OK」を強調表示して、Enter キーを押します。
  6. F10 キーを押して変更を保存し、BIOS 設定ユーティリティーを終了します。

    あるいは、「Exit」メニューから「Save and Reset」を選択できます。