HBA の仕様
この付録には、HBA の仕様が含まれています。
この付録は、次のトピックで構成されています。
物理的な寸法
HBA のカードのサイズは次のとおりです。
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高さ: 94.31 mm (2.731 インチ)
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長さ: 167.64 mm (6.6 インチ)
環境仕様
HBA の環境要件をTable A–1 に示します。
表 A-1 HBA の環境仕様
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温度 |
10 から 55°C、結露なし |
–40 から 70°C、結露なし |
湿度 |
20 から 80% RH、結露なし、最高 40°C、最高湿球温度 27°C、限界状況で 16 時間まで設置可能 |
5% から 90% RH、結露なし、最高湿球温度 38°C |
高度 |
40°C で 3000m、4 時間まで設置可能 |
0°C で 12,000m、4 時間まで設置可能 |
振動 |
0.20 G (全方向、スイープ 5 - 500 Hz)、スイープ回数 5 (全方向、1 オクターブ/分) |
1.0 G (全方向、スイープ 5 - 500 Hz)、スイープ回数 5 (全方向、1 オクターブ/分) |
衝撃 |
5 G、11 ms 半正弦 |
30 G、11 ms 半正弦 |
通気 |
周囲温度より高温で HBA プロセッサが動作しないようにするには 200 リニアフィート/分 (LFPM) 以上 |
200 リニアフィート/分 (LFPM) 以上 |
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耐障害性
Table A–2 に、HBA の耐障害性機能を示します。
表 A-2 耐障害性機能
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SMART のサポート |
はい |
ドライブ障害検出 |
自動 |
ホットスペアを使用したドライブの再構築 |
自動 |
パリティーの生成とチェック |
はい |
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注 -
Self Monitoring Analysis and Reporting Technology (SMART) では、予測可能なすべてのドライブ障害の最大 70% が検出されます。さらに、すべてのモーター、ヘッド、およびドライブ電子回路の内部パフォーマンスのモニターも行われます。
電気特性
すべての電力は、PCI Express 3.3V レールおよび 12V レールを通じて HBA に供給されます。3.3V レールと 12V レールから動作するオンボードスイッチングレギュレータ回路により、必要な電圧が供給されます。コントローラの一般的な電流消費は、次の状態によって決まります。
状態 1: ハードリセット中
状態 2: ディスク負荷テスト中
状態 3: DOS プロンプトでのアイドル状態
供給電圧は、12V (8%) (PCI エッジコネクタからのみ) と 3.3V (9%) (PCI エッジコネクタからのみ) です。次の表に、さまざまな電圧時における 3 つの状態のそれぞれについて、コントローラの電源の情報を示します。
表 A-3 HBA の電源
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3.3V 電源
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330mA
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330mA
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330mA
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+12V 電源
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1.00A
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1.81A
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1.53A
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3.3V 補助電源
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30mA
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30mA
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30mA
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