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Oracle® Solaris 11.3 セキュリティーコンプライアンスガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

コンプライアンス規則内の変数の代替値の選択

コンプライアンス規則値の代替値の選択は、値のテーラリングと呼ばれます。値のテーラリングを使用すると、テーラリングをよりきめ細かくチューニングできます。サイトのセキュリティー要件が反映されていない規則を削除する代わりに、規則の変数値をサイトポリシーが反映された値に設定できます。たとえば、8 文字ではなく 13 文字のパスワード長をチェックするようにパスワード長の規則を変更したり、デフォルト構成では無効になっているサービスの規則を有効になるように変更したりすることもできます。


注 -  規則の値を変更できるのは、その値が変数として宣言されている場合だけです。すべての規則が変数値を使用してコーディングされているわけではありません。

使用例 8に示すようにコマンド行から、または コンプライアンスベンチマークからテーラリングを作成する方法で説明されているように curses エディタのピック画面から変数値を表示したり、変更したりできます。