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Oracle® Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護

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更新: 2016 年 11 月
 
 

割り当てられている権利を並べ替える方法

特権付きコマンドではなく特権なしのコマンドがユーザーに対して有効である場合は、ユーザーの権利プロファイルの割り当てを並べ替える必要があります。詳細は、割り当てられた権利の検索順序を参照してください。

始める前に

User Security 権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。詳細は、割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  1. 現在ユーザーまたは役割に割り当てられている権利プロファイルのリストを表示します。

    リストが順番に表示されます。

    % profiles username | rolename
  2. 権利プロファイルを正しい順序で割り当てます。
    # usermod | rolemod -K profiles="list-of-profiles"
使用例 74  権利プロファイルの特定の順序での割り当て

この例では、管理者は、特権付きコマンドを含む権利プロファイルが、役割 devadmin のすべての権利プロファイルのあとに一覧表示されるように決定します。

# profiles devadmin

    Basic Solaris User
    All
    Device Management

そのため、devadmin 役割は、その役割に割り当てられている特権でデバイス管理コマンドを実行できません。

管理者は、devadmin に権利プロファイルを再割り当てします。新しい割り当て順序では、割り当てられている特権を使用してデバイス管理コマンドが実行されます。

# rolemod -K profiles="Device Management,Basic Solaris User,All"

# profiles devadmin

    Device Management
    Basic Solaris User
    All