scheduled_method 要素は、スケジュールされているサービスのメソッド情報 (起動メソッドの exec_method プロパティーグループ) とスケジューリング情報 (タイプ schedule のプロパティーグループ) の両方を提供します。scheduled_method 要素のあるマニフェストをインポートすると、このセクションで説明されているデータは、サービス構成リポジトリに格納されます。
リスタータのプロパティー。restarter プロパティーと auxiliary_state プロパティーについては、リスタータのプロパティを参照してください。スケジュールされているサービスは、定期的なサービスのタイプの 1 つであることを思い出してください。
schedule プロパティーグループ。scheduled_method 要素のスケジューリング属性は、タイプ schedule のプロパティーグループのプロパティーとして格納されます。タイプ schedule のプロパティーグループには、スケジュールされているサービスのスケジューリング制約属性および その他のスケジュールされているサービスのスケジューリング属性で説明されているプロパティーを指定できます。これらのプロパティーの使用方法の例については、不規則な間隔での呼び出しのスケジュールおよび スケジュールされているサービスの起動メソッド実行のスケジュールを参照してください。管理者は、svcprop コマンドと svccfg コマンドを使用して、これらのプロパティーを表示および変更できます。Oracle Solaris 11.3 でのシステムサービスの管理 の プロパティーグループタイプでのプロパティーの表示で説明されているように、タイプ schedule のプロパティーグループのすべてのプロパティーを一覧表示するには、svcprop -g schedule コマンドを使用します。
起動メソッドの最後および次の呼び出し。last_run プロパティーと next_run プロパティーの説明については、起動メソッドの最後および次の呼び出しを参照してください。スケジュールされているサービスの起動メソッド実行のスケジュールで説明されているように、next_run の値は、次にスケジュールされている起動メソッドの呼び出しです。
start プロパティーグループ。exec 値と timeout_seconds 値および method_context 情報は、start という名前のプロパティーグループのプロパティーとして格納されます。この start プロパティーグループは、スケジュールされているサービスの起動メソッドを表し、ほかのサービスの起動メソッドと同じ方法で定義されます。