Microsoft Exchange Server のバックアップの説明

Microsoft Exchange Server 2010 および 2013 は、Exchange Server アプリケーションのインスタンスであるデータベースにデータを格納します (以前のバージョンの Microsoft Exchange はストレージグループを使用していました)。

Microsoft Exchange のデータベースまたはストレージグループは、Exchange Server の実装を設定したときに定義したLUNのグループです。Microsoft Exchange のデータベースまたはストレージグループには、データLUNおよびトランザクションログLUNを含めることができます。Oracle FS Data Protection Manager (DPM) を最適なパフォーマンスにするには、ほかのアプリケーションによって使用されない、単一の Microsoft Exchange データベースが含まれている専用のLUNで構成されるデータベースまたはストレージグループを設定することをお勧めします。

データ保護マネージャー は、Oracle FS Systemに整合性グループとして設定されている Exchange の各データベースまたはストレージグループを認識します。整合性グループには、Exchange アプリケーションインスタンスを表すために必要なすべてのデータが含まれています。DPM は、Oracle FS System上のこれらの整合性グループのバックアップの作成処理を管理します。