schedule

将来指定された間隔で実行されるOracle FS Data Protection Manager (DPM) チェックポイントスケジュールを管理します。

形式

ofsdpmcli schedule ‑help
ofsdpmcli schedule ‑create[‑application] ‑id consistencyGroupOrAppIdentifier ‑name scheduleName ‑begin beginTime ‑frequency frequency ‑recurrence recurrence [‑permanent {true | false}] [‑enabled {true | false}] [‑recurrenceDays recurrenceDays] [‑optionsName optionName1:value,optionName2:value,…]
ofsdpmcli schedule ‑list ‑schedule scheduleIdentifier [‑details]
ofsdpmcli schedule ‑modify ‑schedule scheduleIdentifier [‑name scheduleName] [‑begin beginTime] [‑frequency frequency] [‑recurrence recurrence] [‑permanent {true | false}] [‑enabled {true | false}]
ofsdpmcli schedule ‑delete ‑schedule scheduleIdentifier

説明

将来指定された間隔で実行されるOracle FS Data Protection Manager (DPM) チェックポイントスケジュールを管理します。

チェックポイントスケジュールは定期的にチェックポイントを作成します。自動チェックポイントアクティビティーを制御するには、次のスケジュールパラメータを使用します。
  • 自動チェックポイントが開始される日付と時間。

  • 自動チェックポイントが実行される繰り返し

  • 自動チェックポイントが実行される頻度

サブコマンド

‑help

schedule サブコマンドのヘルプドキュメントを表示します。

‑create

指定されたアプリケーションおよび整合性グループからチェックポイントを作成する DPM スケジュールを作成します。

有効なオプション:
‑application

consistencyGroupOrAppIdentifier 値がチェックポイントのソースとしてアプリケーションを表していることを示します。‑application および ‑id オプションを一緒に使用した場合、DPM はアプリケーションの各整合性グループごとに一連のチェックポイントを作成します。複数の整合性グループに対する一連のチェックポイントの作成は非同期であり、これは DPM が 1 つのチェックポイントを作成してから、次のチェックポイントを作成することを意味します。整合性グループをチェックポイントのソースとして使用するには、‑id‑application オプションなしで使用します。

‑id
チェックポイントを作成するアプリケーションまたは整合性グループの識別子を指定します。ほかのオプションが指定されている場合、‑id オプションは異なる意味を持つことがあります。
  • -application オプションを指定せずに ‑id を使用すると、DPM は整合性グループをチェックポイントのソースとして使用します。

  • ‑id‑application オプションを指定して使用すると、DPM はアプリケーションをチェックポイントのソースとして使用します。

‑enabled
スケジュールが有効であるかどうかを示します。有効なオプション:
true

スケジュールされた操作が指定された時間に実行されることを指定します。

false

スケジュールされた操作が実行されないことを指定します。

‑begin

DPM がスケジュールされた操作を開始する日付と時間を指定します。

‑frequency

DPM がスケジュールされた操作を開始する日付と時間を指定します。

有効なオプション:
1

スケジュールは 1 時間ごとに実行されます。

2

スケジュールは毎日実行されます。

3

スケジュールは毎週実行されます。

‑recurrence

システムがスケジュールされた操作を実行する頻度を指定します。有効な値は、スケジュールの繰り返し間隔および頻度によって異なります。

有効なオプション:
1 から 24

頻度オプションが時毎の場合に有効な値を 24 時間表示で指定します (-frequency 2)。

1 から 7

頻度オプションが日毎の場合に有効な値を指定します (-frequency 3)。たとえば、月曜日の値は 1 です。

1 から 4

頻度オプションが週毎の場合に有効な値を指定します (-frequency 4)。たとえば、値 4 は 4 週間ごとにスケジュールを実行することを示します。

‑recurrenceDays
スケジュールされた操作が実行される曜日を指定します。複数の曜日はコンマで区切ります。有効な曜日の値:
  • 日曜日

  • 月曜日

  • 火曜日

  • 水曜日

  • 木曜日

  • 金曜日

  • 土曜日

‑options

アプリケーションまたは整合性グループからチェックポイントを作成するために使用されたオプションを指定します。各ペアには optionname:value という形式を使用します。複数の optionname:value ペアはコンマで区切ります。

オプション名と値のペアを取得するには、次のコマンドを発行します。
  • $ ofsdpmcli application ‑list ‑application associatedApplicationId -options

  • $ ofsdpmcli consistencgroup ‑list ‑consistencygroup guid ‑options

‑list

今後実行されるスケジュールのリストを表示します。

有効なオプション:
‑schedule

情報をリストするスケジュールを指定します。-schedule オプションを指定すると、-details オプションも指定したことになります。

‑details

スケジュールの追加情報を表示します (ある場合)。

‑modify

指定されたアプリケーションおよび整合性グループからチェックポイントを作成する DPM スケジュールを変更します。

有効なオプション。
‑schedule

変更するスケジュールを指定します。

‑name

スケジュールされた操作の新しい名前を指定します。

‑permanent
有効な永続性オプション:
true

チェックポイントが、アクティブな保持ポリシーの対象とならないことを示します。

false

チェックポイントが、アクティブな保持ポリシーの対象となることを示します。

‑enabled
スケジュールが有効であるかどうかを示します。有効なオプション:
true

スケジュールされた操作が指定された時間に実行されることを指定します。

false

スケジュールされた操作が実行されないことを指定します。

‑begin

DPM がスケジュールされた操作を開始する日付と時間を指定します。

‑frequency

DPM がスケジュールされた操作を開始する日付と時間を指定します。

有効なオプション:
1

スケジュールは 1 時間ごとに実行されます。

2

スケジュールは毎日実行されます。

3

スケジュールは毎週実行されます。

‑recurrence

システムがスケジュールされた操作を実行する頻度を指定します。有効な値は、スケジュールの繰り返し間隔および頻度によって異なります。

有効なオプション:
1 から 24

頻度オプションが時毎の場合に有効な値を 24 時間表示で指定します (-frequency 2)。

1 から 7

頻度オプションが日毎の場合に有効な値を指定します (-frequency 3)。たとえば、月曜日の値は 1 です。

1 から 4

頻度オプションが週毎の場合に有効な値を指定します (-frequency 4)。たとえば、値 4 は 4 週間ごとにスケジュールを実行することを示します。

‑delete

指定されたスケジュールを削除します。

有効なオプション:
‑schedule

削除するスケジュールを指定します。

Oracle アプリケーションから 2 週間ごとに (隔週日曜日の午前 1:00 に) チェックポイントを作成するスケジュールを生成するには、schedule コマンドを実行します。
$ ofsdpmcli schedule ‑create ‑id "Oracle (Need default name defined)" ‑application ‑begin "04/05/2014 01:00:00 AM" ‑name "bi‑weekly Oracle backup" ‑frequency 4 ‑recurrence 2 ‑recurrenceDays sunday ‑enabled true ‑permanent false
結果を表示するには、schedule ‑list ‑details コマンドを実行します。
Oracle FS System Data Protection Manager ‑ CLI v3.5.0
<data>
   <value>
      <struct>
         <member>
            <name>affectedObjectIdentifier</name>
            <value>Oracle database</value>
         </member>
         <member>
            <name>affectedObjectType</name>
            <value>Application</value>
         </member>
         <member>
            <name>permanent</name>
            <value>false</value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleBeginTime</name>
            <value>4/8/2012 1:00:00 AM</value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleEnabled</name>
            <value>true</value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleFrequency</name>
            <value>Weekly</value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleIdentifier</name>
            <value>bi‑weekly Oracle backup1</value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleName</name>
            <value>bi‑weekly Oracle backup_Sunday
            </value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleRecurrence</name>
            <value>2</value>
         </member>
         <member>
            <name>scheduleType</name>
            <value>Clone</value>
         </member>
      </struct>
   </value>
</data>