Oracle MaxRep エージェントについて

Oracle MaxRepエージェントは、Windows、Solaris、または Linux サーバーによってホストされているデータのファイルシステムおよびアプリケーション整合性保護を提供します。エージェントにより、Oracle MaxRep for SANは整合性ブックマークでデータをタグ付けすることによって、整合性のあるアプリケーションデータをレプリケートできます。

Oracle MaxRep for SANには OEM (Original Equipment Manufacturer) 製のエージェントが付属しています。追加の情報や、特定のオペレーティングシステム用のエージェントソフトウェアパッケージが必要な場合は、アカウント担当者に問い合わせてください。

Oracle MaxRep for SANはスタンドアロンアプリケーションとクラスタ化されたアプリケーション用のアプリケーション整合性エージェントをサポートしています。

表 1 スタンドアロンアプリケーション用のサポートされるエージェント
アプリケーション整合性	アプリケーション	オペレーティングシステム
Oracle	Oracle 11g R2	Solaris 10 U9 RHEL5-U5
Microsoft Exchange	Exchange 2007 Exchange 2007 SP1 Exchange 2007 SP2 Exchange 2007 SP3 Exchange 2010 Exchange 2010 SP1	Windows 2003 Windows 2003 SP2 Windows 2008 Windows 2008 R2 Windows 2008 R2 SP1
Microsoft SQL Server	SQL 2005 SQL 2005 SP1 SQL 2005 SP2 SQL 2005 SP3 SQL 2005 SP4 SQL 2008 SQL 2008 SP1 SQL 2008 SP2 SQL 2008 SP3 SQL 2008 R2 SQL 2008 R2 SP1 SQL 2008 R2 SQ2	Windows 2003 Windows 2003 SP2 Windows 2008 Windows 2008 R2 Windows 2008 R2 SP1
ファイルサーバー	該当なし	Windows 2003 Windows 2003 SP2 Windows 2008 Windows 2008 R2 Windows 2008 R2 SP1

表 2 クラスタ化アプリケーション用のサポートされるエージェント
アプリケーション整合性	アプリケーション	オペレーティングシステム
Oracle	Oracle 11g R2 + VCS 5.1	Solaris 10 U9 RHEL5-U5
Microsoft Exchange	Exchange 2007 Exchange 2007 SP1 Exchange 2007 SP2 Exchange 2007 SP3 Exchange 2010 Exchange 2010 SP1	Windows 2008 クラスタ Windows 2008 R2 クラスタ Windows 2008 R2 クラスタ SP1
SQL	SQL 2005 SQL 2005 SP1 SQL 2005 SP2 SQL 2005 SP3 SQL 2005 SP4 SQL 2008 SQL 2008 SP1 SQL 2008 SP2 SQL 2008 SP3 SQL 2008 R2 SQL 2008 R2 SP1 SQL 2008 R2 SQ2	Windows 2008 クラスタ Windows 2008 R2 クラスタ Windows 2008 R2 クラスタ SP1
ファイルサーバー	該当なし	Windows 2008 クラスタ Windows 2008 R2 クラスタ Windows 2008 R2 クラスタ SP1