コントローラは、それぞれがユーザーデータへのアクセスを提供し、パートナーノードのキャッシュされたデータや状態をミラー化する、ノードのアクティブ/アクティブペア内のいずれかのノードです。 コントローラが故障した場合やコントローラがガイド付き保守によってオフラインに切り替わった場合、Oracle FS System はフェイルオーバーとフェイルバックを使って Oracle FS System を通常の状態に戻します。フェイルオーバーでは、オフラインノードのすべてのリソースが、オンラインのままのノードに転送されます。フェイルバックでは、オフラインだったノードがオンラインに復帰した際に、それらのリソースが元のノードに転送されます。
コントローラの管理には次のタスクが含まれます。
すべてのコントローラの全体的なステータスと特定のコントローラの詳細を確認します
各コントローラのコメント、シャーシ ID、およびサービスタイプを変更します
コントローラを特定します
障害の発生したコンポーネントを交換します
コントローラのフェイルオーバーとフェイルバックをモニターします