イニシエータからコントローラへの接続

Oracle FS System Manager (GUI) では各コントローラポートとホストイニシエータの接続ステータスが提供されます。LUNs をホストにマッピングしたあとに、システム内の各データパスの接続ステータスを確認できます。

コントローラとホストイニシエータ間の内部接続により、冗長性の高いデータパスが作成されます。この冗長性により、ホスト、コントローラ、およびマッピング先の LUNs 間で信頼性の高いデータ転送が可能になります。Oracle FS System ではさまざまなデータパス内の接続ステータスを確認できます。たとえば、FC スイッチのオフライン状態が報告されることもあります。

GUI のさまざまな場所からアクセスできる「イニシエータからコントローラへの接続」メニュー項目から接続ステータスを確認できます。選択したオブジェクトによって、ホストエントリ、ホストイニシエータ、または LUN に関連付けられているイニシエータの状態が GUI に表示されます。次の表は、コントローラポート、LUN、ホスト、およびイニシエータ間の接続情報をまとめたものです。
表 1 GUI 内のイニシエータからコントローラへの接続情報
GUI ページソース 選択されたオブジェクト 接続情報

「ホスト」の概要

ホスト

すべてのコントローラポートとホストエントリに割り当てられているすべてのホストイニシエータ間の接続を表示します。

「ホスト」の概要

ホストイニシエータ

すべてのコントローラポートと選択されているホストイニシエータ間の接続を表示します。

「LUN からホストへのマッピング」の概要

LUN

このページは LUN とホスト間の接続ステータスを表示します。このページには、ホストイニシエータとすべてのコントローラポート間の接続も表示されます。

「ホストから LUN へのマッピング」の概要

ホスト

このページはホストと LUN 間の接続ステータスを表示します。このページには、ホストイニシエータとすべてのコントローラポート間の接続も表示されます。