「追加オプション」ダイアログ

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Oracle FS System が階層の移行に使用する優先されるストレージクラスを選択できます。また、自動階層化された LUN に対して階層の移行が有効になっているかどうかを指定することもできます。

自動階層化のためのストレージクラス

すべてのクラスの使用
自動階層化機能で、Oracle FS System で使用可能なすべてのストレージクラスを使用するように指定します。
注: Oracle は、「すべてのクラスの使用」のデフォルト値を使用することをお勧めします。
次のものだけを使用します
システムが自動階層化された LUN に使用する優先されるストレージクラスを指定します。リストからストレージクラスを選択解除すると、そのストレージクラスおよびその容量が通常の階層の移行から除外されます。
注: 選択したストレージクラスの容量を超えた場合、システムは選択解除されているストレージクラスを使用します。
安価なストレージクラスを除外し高パフォーマンスのストレージクラスを含めると、固定ストレージ容量が作成される原因になります。固定データはシステムがデータを下位のストレージクラスに移行できないときに発生します。下位のストレージクラスに移行できないデータは固定データと見なされ、このデータが占有するストレージ容量は固定化された状態になります。 固定の容量によって、階層の移行の効率が大幅に制限される場合があります。
注: 「(存在しません)」というテキストを含むストレージクラスは、ストレージドメイン内の特定のクラスが使用できないことを示します。ただし、そのストレージが使用可能になると、階層の移行プロセスでそのストレージクラスが使用されます。
階層の再割り当てが有効

ストレージ層の移行を LUN に適用するかどうかを指定します。「階層の再割り当てが有効」オプションを選択しても、ストレージドメイン内の無効になっている「階層の再割り当て」設定はオーバーライドされません。

有効になっている場合、システムは最高の全体的なパフォーマンスともっとも低い全体的なコストを実現するために、あるストレージ層から別のストレージ層にデータを移動します。階層の移行プロセスを機能させるには、「階層の再割り当てが有効」オプションを選択し、ストレージドメイン内の同じオプションを有効にします。