LUN を作成する: LUN 番号によってマッピングを定義する

LUN のマッピングを行うと、LUN がホストから使用可能になります。任意の SAN ホストエントリが使用可能な特定の LUN 番号に LUN がマップされるように指定できます。

すべての SAN ホストエントリから同じ一意の LUN 番号を使って LUN にアクセスできるようにする必要がある場合があります。このアプローチでは、どのホストからもこの LUN にマップしないようにする必要があります。

  1. 「SAN」 > 「ストレージ」 > 「LUN」に移動します。
  2. 「アクション」 > 「作成」を選択します。
  3. 「マッピング」タブをクリックします。
  4. LUN へのアクセスを可能にする「アクセスプロトコル」を選択します。
    有効なオプション:
    • ファイバチャネル (FC)

  5. オプション「すべてのホストが LUN 番号を使用してこの LUN にアクセスできます。」を選択します。
  6. LUN に割り当てる LUN 番号をドロップダウンリストから選択します。
    ヒント: ネットワーククライアントが Windows 2000 または 2003 プラットフォームを使用していて、それらのクライアントから LUN にアクセスできるようにする場合、LUN 番号 255 は選択しないでください。
  7. 「LUN コントローラの割り当て」コントロールで、Oracle FS Systemコントローラを割り当てることができるように、「割り当てられたコントローラ」オプションがデフォルト <auto assign> に設定されたままにします。
  8. (オプション) 「この LUN に対してマスクされたポート」の表から、マスクするコントローラポートごとに「はい」を選択します。
    ポートをマスクすると、指定されたポートから LUN にアクセスできなくなります。
    注: Oracle FS SystemLUN マスキングやスイッチゾーン設定を使用し、LUN の割り当ては使用しない場合、クライアントから LUN へのアクセスに使用するポート上で LUN が公開されない状況が発生する可能性があります。この状況が発生しないようにするには、LUN を、そのマッピングが設定されたコントローラに割り当てます。
  9. 「OK」をクリックします。
「OK」をクリックすると LUN が作成されますが、その際、残りのタブではデフォルト設定が使用されます。ほかのタブに関連するタスクを実行すれば、残りの LUN プロパティーを微調整できます。デフォルトのプロパティーを次に示します。
  • LUN は、デフォルトボリュームグループとデフォルトストレージドメインに割り当てられます。

  • LUN は、最新の LUN マッピングと同じホストエントリにマッピングされます。

  • システムは、クローン LUN のリポジトリ容量を作成しません。

  • システムは、自動クローン LUN のスケジュールを作成しません。