単一階層 LUN の作成に必要なストレージリソースを割り当てるには、Quality of Service (QoS) 属性を定義します。
Oracle FS System Manager (GUI) は、QoS 属性を含むストレージプロファイルのリストを表示します。ストレージプロファイルを選択すると、システムは QoS フィールドに、そのストレージプロファイルに対して定義された値を自動的に入力します。ストレージプロファイルを選択すると、カスタム QoS 設定が無効になります。カスタム QoS 設定を定義するには、独自のストレージプロファイルを作成できます。それにより、「ストレージプロファイル」リストからカスタムストレージプロファイルを選択できます。
ストレージドメインでは、ストレージ管理者は論理ボリュームを特定のストレージドメインに割り当てることができます。この割り当てを利用してボリューム間の競合を少なくしたり、ボリュームごとに異なるレベルのセキュリティーを適用したり、これら両方を実現することもできます。ストレージ容量が不足した場合は、管理者はストレージドメインにドライブグループを追加できます。
ボリュームグループを使用すると、論理ボリュームを 1 つの管理単位にグループ化できます。そのあと、このボリュームグループを 1 つの大容量ボリュームとして扱うことができます。
ストレージプロファイルを選択すると、残りの QoS プロパティーフィールドが読み取り専用に設定され、そのストレージプロファイルに関連付けられた詳細 QoS 設定が表示されます。
容量ディスク
容量 SSD
パフォーマンスディスク
パフォーマンス SSD
標準的なアクセス
I/O バイアス
冗長性
順次
ランダム
混在
読み取り
書き込み
混在
単一
二重
RAID レベル
先読み
シングルパリティー
ダブルパリティー
ミラー化
通常
積極的
保守的
最高
高
中
低
アーカイブ
システムによる選択
影響の最小化
速度の最大化
LUN は、デフォルトボリュームグループとデフォルトストレージドメインに割り当てられます。
LUN は、最新の LUN マッピングと同じホストエントリにマッピングされます。
システムは、クローン LUN のリポジトリ容量を作成しません。
システムは、自動クローン LUN のスケジュールを作成しません。