Go to main content

SPARC T7-1 サーバー設置ガイド

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 10 月
 
 

新規 OS をインストールする状態にする (Oracle ILOM Web インタフェース)

プリインストールされている OS を使用する予定がない場合は、この手順を使用して、サーバーがプリインストールされている OS からブートされないようにします。

  1. インストール方法に応じて、適切なブートメディアを準備します。

    OS をインストールする方法は数多くあります。たとえば、DVD メディアやネットワーク上の別のサーバーから OS をブートし、インストールできます。

    手順の詳細については、次で『Oracle Solaris 11 システムのインストール』を参照し、インストールオプションを比較してください。

    http://www.oracle.com/goto/solaris11/docs

  2. まだ実行していない場合は、次のタスクを実行して、サーバー上の Oracle ILOM Web インタフェースにアクセスします。
    1. システムと同じネットワーク上のブラウザで、IP アドレスを入力します。
    2. ユーザー名とパスワードを入力して、Oracle ILOM にログインします。
  3. Oracle ILOM Web インタフェースの左側のナビゲーションペインで、「Host Management」 -> 「Host Boot Mode」をクリックします。

    「Host Boot Mode」ページが表示されます。

  4. 「Host Boot Mode Settings」に次の変更を適用します。
    1. 「State」には、「Reset NVRAM」を選択します。

      この設定では、スクリプト設定に基づいて 1 回限りの NVRAM (OpenBoot) 変更が適用され、次回のホストリセット時に NVRAM がデフォルト設定にリセットされます。

    2. 「Script」には、「setenv auto-boot? false」を入力します。

      この設定では、プリインストールされている OS を自動的にブートする代わりに、ok プロンプトでホストが停止するように構成されます。

    3. 「Save」をクリックします。

    注 - 次の手順の実行時間は 10 分です。10 分後に、自動的に通常の状態に戻ります。
  5. 左のナビゲーションパネルで、「Host Management」 -> 「Power Control」をクリックします。
  6. プルダウンメニューから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。
  7. 左のナビゲーションパネルで、「Remote Control」 -> 「Redirection」をクリックします。
  8. 「Use Serial Redirection」を選択して、「Launch Remote Console」をクリックします。

    ホストがリセットされると、シリアルコンソールにメッセージが表示されます。リセットアクティビティーが完了するまで数分かかります。ok プロンプトが表示されたら、次の手順に進みます。

  9. ok プロンプトで、インストール方法に適したブートメディアからブートします。

    詳細は、次で『Oracle Solaris 11 システムのインストール』を参照し、インストールオプションを比較してください。

    http://www.oracle.com/goto/solaris11/docs

    OpenBoot プロンプトで入力できる有効なブートコマンドのリストについては、次を入力してください。

    {0} ok help boot
    boot <specifier>  ( -- )    boot kernel ( default ) or other file
      Examples:
        boot                    - boot kernel from default device.
                                   Factory default is to boot
                                   from DISK if present, otherwise from NET.
        boot net                - boot kernel from network
        boot cdrom              - boot kernel from CD-ROM
        boot disk1:h            - boot from disk1 partition h
        boot tape               - boot default file from tape
        boot disk myunix -as    - boot myunix from disk with flags "-as"
    dload <filename>  ( addr -- )     debug load of file over network at address
      Examples:
         4000 dload /export/root/foo/test
         ?go        - if executable program, execute it
                      or if Forth program, compile it
    
  10. インストールの間、指示されるとおりに構成パラメータを入力します。

    Oracle Solaris OS Configuration Parametersを参照してください。

関連情報