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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79716-02
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カスタム・ソースからデータをロードするためのODIのカスタマイズ

ビジネス・ニーズに合せてオープン・インタフェース・アダプタを変更し、完全にテストした後、更新されたコンテンツを別の環境に移動してさらにテストしたり、本番で使用できます。カスタマイズと移行を実行する手順は次のとおりです。

ODI Studioを使用して、次の手順を実行します。次の手順を実行する前に、作業リポジトリ、カスタム・プロジェクトおよびモデルをバックアップします。

オブジェクトをエクスポートおよびインポートする際、次のオプションを使用します:

  • エクスポートの場合、「子コンポーネント・エクスポート」オプションを選択します。

  • インポートの場合、インポート・タイプとして「シノニム・モードINSERT_UPDATE」を選択します。

オープン・インタフェース・アダプタを変更するには:

  1. Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionリポジトリから、Open Interface Adapter ModelフォルダおよびERPI Target Modelフォルダをエクスポートします。
  2. FDMEEリポジトリから、Open Interface Adapter Projectをエクスポートします。
  3. 新規IDで新規作業リポジトリを作成します。

    製品コンポーネントとの競合を避けるために900以上のリポジトリIDを使用します。これはカスタマイズを実行する際に使用する開発リポジトリです。次の手順では"カスタム・リポジトリ"と呼ばれます。

  4. カスタム・リポジトリで、次の名前のモデル・フォルダをインポートします: Open Interface Adapter ModelおよびERPI Target Model
  5. カスタム・リポジトリで、 Open Interface Adapter Projectをインポートします。
  6. カスタム・リポジトリで任意のカスタマイズを行います。

    オブジェクトのカスタマイズ時、FDMEEリポジトリからインポートされたFDMEEシード・オブジェクトは変更しないでください。かわりに、必要なオブジェクトをコピーし、名前に"Custom"という接尾辞を使用してそれらを識別できるようにし、変更します。

    たとえば、"Open Interface Balances"パッケージを"Open Interface Balances Custom"としてコピーし、編集します。

  7. カスタマイズしたオブジェクト(プロジェクト、パッケージ、インタフェースなど)をカスタム・リポジトリからエクスポートし、FDMEEリポジトリにインポートします。
  8. FDMEEソース・アダプタ・ユーザー・インタフェースを使用して、オープン・インタフェース・アダプタを新規アダプタにコピーし、次のようにします:
    • 新規アダプタには、新規のアダプター・キーを指定します。アダプタ・キーの長さは10文字までです。一度作成すると、変更できません。

    • 表示名に必要な変更を加えます。表示名は、インポート・フォーマットやデータ・ロード・ワークベンチで表示されます。

    • カスタム・プロジェクトで指定されたように、ODIパッケージ名およびODIプロジェクト・コードを指定します。