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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79716-02
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ドリル・スルー

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionには、EPMアプリケーションから一般会計ソースにドリル・スルーするためのフレームワークが用意されています。人事データの場合、ドリル・スルーはサポートされません。ユーザーはFDMEEを介してソース・システムの詳細にドリル・スルーできます。

ドリル領域を作成する機能は「ターゲット・アプリケーション」オプションで有効化されます。FDMEEはシナリオごとにドリル領域を作成します。任意のキューブの場合(Planningプラン・タイプまたはEssbaseデータベース、ドリル領域の名前はシナリオ・メンバーのFDMEE_<name名です)。ドリル領域を作成する場合、FDMEEはディメンションがドリルに対して有効かどうかを確認します。データ・ロードで選択された有効なディメンションのメンバーは、ドリル領域フィルタに含まれます。ディメンションが有効になっていない場合、シナリオ、バージョン、年および期間のディメンションがデフォルトで有効になります。追加のディメンションを有効にでき、後続のデータ・ロードでは新規に有効化されたディメンションのメンバーが考慮されます。ドリルの作成に使用されたドリル領域に以前に含まれていたディメンションを無効化する場合、それらのディメンションのメンバーは後続のデータ・ロード時に削除されません。必要に応じて、古いメンバーを手動で削除できます。

注意:

ソース・システムがOracle E-Business Suite/Peoplesoftで、メタデータ・ルールがある場合、そのメタデータ・ルールに基づいてドリル領域が作成されます。それ以外の場合は、データ・ロード・マッピングのターゲット・メンバーに基づいて作成されます。年、期間、シナリオについては、FDMEEでは監査情報を使用してドリル領域が作成されます。

注意:

Oracle Smart View for OfficeおよびOracle Hyperion Financial Reportingでは、データ・ソースがOracle Hyperion Financial ManagementOracle Hyperion PlanningOracle EssbaseおよびOracle Hyperion Profitability and Cost Managementの場合にのみドリル・スルーできます。

注意:

Financial Managementの仕訳および内部取引に対しては、ドリル・スルーはサポートされていません。

ドリル・スルーする際に、データがFDMEEでロードされている場合、ランディング・ページはOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceの新しいタブまたは新しいウィンドウで表示されます。ランディング・ページは、ソース・システム内のデータへのゲートウェイです。FDMEEランディング・ページへのドリル・スルーを参照してください。