交差確認レポートがデータ検証ステップの一部として生成される場合、エラーが発生すると、交差確認レポートでエラーに関する情報が得られます。
交差確認レポートのエラーには次の4つがあります:
- 無効な交差
- 書込み不可
- ロックされた交差
- 無効なメンバー
無効な交差(赤で強調表示)
無効な交差エラーは、次のエラーのために発生します。
- 交差が有効でない。
- 勘定科目に対してICPメンバーが有効でない。ICPは、ICP階層で"TopCustom"の子である必要があります。
- 勘定科目で内部取引アクティビティを使用できない。ICPメンバー値を"([ICP None])"に設定するか、勘定科目を変更する必要があります。
- エンティティで内部取引アクティビティを使用できない。ICPメンバー値を"([ICP None])"または有効なICPエンティティに設定する必要があります。
- 勘定科目に対してカスタム・メンバーが有効でない。カスタム・メンバーは、カスタム階層で"TopCustom"の子である必要があります。
書込み不可(紫で強調表示)
書込み不可エラーは、次のために発生します。
- 読取りまたは書込みアクセス権がない。(Oracle Hyperion Financial Managementセル・ステータスは、読取りアクセス権なしまたは書込みアクセス権なしです。)
- Financial Managementセル・ステータスはライン・アイテムの書込みおよびサポートが可能であるが、セルはIC取引をサポートしない。
- Financial Managementセル・ステータスが導出される。
- Financial Managementセル・ステータスが親レベルの入力である。
ロックされた交差(緑で強調表示)
交差がロックされています。(Financial Managementセル・ステータスがロックされています。)
無効なメンバー(オレンジで強調表示)
無効なメンバー・マッピング・エラーは、次のために発生します。
- ターゲット・メンバーがFinancial Managementで無効であるか、Financial Managementでそのメンバーへのアクセス権がユーザーにない。
- 自身との内部取引が制限されている。ICPディメンション値は、エンティティ・ディメンション値と同じにできません。