構成コンソールのリポジトリ・ウィザードでは、新規リポジトリを作成するか、リポジトリをアップグレードできます。アップグレードの詳細は、既存のData Relationship Managementアプリケーションのアップグレードを参照してください。
注意! | 各Data Relationship Managementアプリケーションには固有のリポジトリが必要です。同じリポジトリを使用するために2つのアプリケーションを構成しないでください。 |
新規リポジトリを作成するには:
オプション:「既存のリポジトリに基づいたサイズの推定」を選択すると、既存のリポジトリのサイズに基づいて新規リポジトリを作成できます。
オプション: 「SQLスクリプトの生成」を選択すると、データベース作成スクリプトを作成してダウンロードし、後から実行できます。
スクリプトを生成する場合、SQLスクリプトの生成に移動してください。
前の手順で他のオプションを選択した場合、次の手順に進んでください。
データベース・プロバイダを選択します(「Oracle」または「SQL Server」)。
新規リポジトリを配置するターゲット・データベースへの接続を入力します。
データベース・スキーマおよびデータ・ファイルを作成する権限を持つ管理者のユーザーIDおよびパスワードを入力します。
注意: | SQL Serverの場合、SQLアカウントのみがサポートされます。 |
オプション: 「接続のタイムアウト」には、試行を取り消してエラーを生成するまでに接続が開くのを待機する秒数を入力します。デフォルト値は60秒です。「コマンドのタイムアウト」には、コマンドを取り消してエラーを生成するまでにコマンドの実行を待機する秒数を入力します。デフォルト値は900秒です。
注意: | タイムアウト値をゼロに設定すると、タイムアウトは使用されません。これらの設定はdrm-config.xmlに保存され、エンジンによって起動時に使用されます。大規模操作(大規模なバージョンの削除など)を実行するには、「コマンドのタイムアウト」をデフォルトより大きい値に設定します。 |
「接続のテスト」をクリックします。
Oracle Databaseの場合、次の手順に進んでください。
SQL Serverデータベースの場合、SQL Serverデータベースの作成に進んでください。
Data Relationship Managementリポジトリのスキーマ所有者として作成されるユーザーのIDおよびパスワードを入力します。
デフォルト表領域設定を受け入れるか、変更を加えて「次」をクリックします。
注意: | データ、インデックス、トランザクションおよびプロパティには専用の表領域を使用することを強くお薦めします。デフォルト表領域の名前は、すでに使用中である可能性があり、新しい表領域の名前を指定しない場合は再利用されます。 |
「リポジトリ確認の作成」ページで、設定を確認して「次」をクリックし、作成プロセスを開始します。
データベースが作成されると、成功メッセージが表示されます。
ヒント: | リポジトリの作成、コピーおよびアップグレードの情報は、リポジトリ・ウィザードのログに書き込まれます。ウィザードの「リポジトリの操作の完了」ページの「ログの保存」をクリックし、ログ・ファイルを保存します。 |
「リポジトリの操作の完了」画面で、「終了」をクリックします。
設定を確認できるコンソールのメイン画面に戻ります。
注意: | メニュー・バーからリポジトリ・ウィザードを起動した場合、「終了」によってウィザードの最初のページに戻ります。「アプリケーション」タブのボタンからウィザードを起動した場合、「終了」をクリックすると選択したアプリケーションに設定が適用されます。「取消し」をクリックしてもリポジトリは作成されますが、設定はどのアプリケーションにも適用されません。構成を保存すると新規データベースが適用されます。 |