次の表に、Data Relationship Managementをアップグレードするために実行するタスクの概要を示します。
表4. アップグレード・チェックリスト
タスク | 参照先 |
---|---|
1. リリースの互換性、システム要件、およびこのリリースのその他の前提条件を確認します。 データベース環境がアップグレードを必要とする場合、次に進む前にデータベースのアップグレードを実行します。詳細はデータベースのドキュメントを参照してください。 注意: Shared Servicesを使用する場合、Data Relationship Managementをアップグレードする前にOracle Hyperion Shared Servicesインストールをアップグレードする必要があります。詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を参照してください。 |
|
2. 以前のリリースをバックアップします。 | アップグレードを続ける前に、データベース、アプリケーションおよびその他のファイルを含む前のリリースの情報を必ずバックアップしてください。アップグレード前にdrm-config.xmlファイルをバックアップします。このファイルには、以前のリリースとの下位互換性はありません。 |
3. インストール・ファイルをダウンロードし、準備します。 | このリリースのファイルをダウンロードしてZIPファイルの内容を抽出します。 |
4.Data Relationship Managementサービスを停止します。 | 以前のリリースのインストールと同じマシンにこのリリースをインストールする場合、Data Relationship Managementサービスを停止します。 |
5. 以前のリリースのData Relationship Managementをアンインストールします。 | リリース11.1.2からアップグレードする場合、以前のリリースをアンインストールする必要はありません。以前のリリースに対してこのリリースをインストールしてください。 11.1.2より前のリリースからアップグレードする場合、最初に古いリリースを手動でアンインストールしてから新しいリリースをインストールする必要があります。 |
6. このリリースのData Relationship Managementをインストールします。 | |
7.Data Relationship Managementを構成します。 | Data Relationship Management構成コンソールを使用して新しいインストールを構成します。既存のData Relationship Managementアプリケーションのアップグレードを参照してください。 |
8. このData Relationship Managementリリースに対してWebサービスを再デプロイします。 注意: 11.1.2.1より前のリリースからWebサービスをアップグレードする場合、WebLogicコンソールを使用してWebサービスのDrmWebServiceをデプロイ解除する必要があります。 Webサービスをデプロイ解除する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』を参照してください。 | WebLogicのWebサービス・アプリケーションの名前は、デフォルトでoracle-epm-drm-webservicesになります。 |
9. オプション: Webサービスをデプロイおよび構成します。 | |
10.Data Relationship Managementサービスを開始します。 |