データベースの構成

「タスクの選択」ページで選択した製品に対して使用するデータベースの設定を指定します。製品ごとに個別にデータベース接続情報を指定するか、選択した複数の製品に対して同じ設定を使用することができます。

簡単にデプロイメントするために、新規インストールの場合、すべての製品に対して1つのデータベースを使用できます。場合によっては、複数の製品ごとに異なるデータベースを構成することが必要になることもあります。パフォーマンス、シングル・アプリケーションまたは製品の場合のロールバック手順、および障害リカバリ・プランについて検討してください。

データベースの構成の注意:

次の表に、データベースの構成オプションを示します。

EPM Systemコンフィギュレータのフィールド説明ユーザーの情報

データベース・タイプ

データベース・タイプを選択します。

 

製品名

データベース接続情報を指定する製品を選択します。行った変更は、選択したすべての製品に適用されます。  

サーバー

各製品に対し、データベースをホストするコンピュータまたはサーバーの名前を指定します。

Oracle RACの場合、サーバー名としてVIP名またはいずれかのノード名を指定します。

 

ポート

各製品に対し、デフォルト値を選択するか、データベースがリスニングするカスタム・サーバー・ポート番号を指定します。

 

サービス名またはSID、またはデータベース名

各製品に対し、データベースの名前を指定します。

Oracle RACデータベースを使用している場合は、RACサービス名を指定します。

Financial ManagementとOracle Databaseの構成時に、EPM Systemコンフィギュレータでは、EPM Systemコンフィギュレータを使用してインストールされたOracle Databaseクライアントを使用するようにFinancial Managementを構成し、固定の名前を使用してtnsnames.oraエントリを更新します。

 

ユーザー名

各製品に対し、データベースのユーザー名を入力します。

 

パスワード

各製品に対し、データベースのユーザー・パスワードを入力します。

 

選択した行に対する詳細なデータベース・オプション(オプション)

クリックまたは選択して、選択した製品の追加情報を指定します。データベース構成の詳細設定オプション(オプション)を参照してください。

このオプションを使用してOracle RACを構成するか、またはLDAPベースのJDBCのURLを使用できます。詳細設定データベース・オプション・ページに入力する値は、メインの「データベース構成」ページで入力した値をオーバーライドします。

 

データベースを使用するようにEPM System製品を構成する際、EPM Systemコンフィギュレータによりデータベースが接続されており、サポートされているデータベース・タイプであることが確認されます。このリリースでサポートされているデータベースのリストについては、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックス(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html)を参照してください。

Microsoft SQL Serverデータベースを使用している場合、SQL Server接続にWindows認証を使用できます。Microsoft SQL Server Windows認証の設定を参照してください。