企業のデータ収集プロセスにおける関係者が複数の地理的領域にまたがって拠点を置いていることはよくあります。データの策定者は通常、現地通貨でデータを準備する一方、送信されたデータは親会社(本社など)の現地通貨で分析する必要があります。ほとんどの場合、最終的な財務レポートは親会社の通貨で生成されます。通貨換算機能により、Supplemental Data Management内で通貨属性を現地通貨から親通貨に換算できます。
ステップ1.通貨の有効化と通貨レート・タイプの作成
通貨換算を使用するには、「システム設定」で少なくとも2つの通貨を有効にし、通貨レート・タイプを作成する必要があります。通貨の有効化と通貨レート・タイプの作成を参照してください。
ステップ2.エンティティ・メンバーのデフォルト通貨の選択
次に、エンティティ・メンバーに対してデフォルト通貨を選択します。エンティティ・メンバーのデフォルト通貨の選択を参照してください。
ステップ3.為替レートの作成
プロセスの次のステップは、データ収集期間を開いて「通貨レートの管理」で為替レートを作成することです。為替レートを入力することも、.csvファイルからロードすることもできます。為替レートの作成を参照してください。
ステップ4.エンティティの通貨属性の作成および割当てによるデータセットの処理
プロセスの次のステップは、データセットを操作して換算後の通貨を設定することです。
換算用の通貨属性の設定を参照してください。