リンク付きオブジェクト

リンク付きオブジェクトを使用すると、オブジェクトをレポートおよびリポジトリに保存できます。レポート内のオブジェクトをリポジトリ内のソース・オブジェクトにリンクすると、ソース・オブジェクトに加えた変更をレポート内に存在するオブジェクトに反映できます。

ソース・オブジェクトをレポートに挿入して変更を加え、保存するときにソース・オブジェクトにリンクすると、ソース・オブジェクトと、他のレポートでそのオブジェクトにリンクされているすべてのオブジェクトに変更が反映されます。リンク付きのレポート・オブジェクトの作成例は、テキスト・オブジェクトの保存を参照してください。

たとえば、レポートにテキスト・オブジェクトCompany_Logoをリポジトリから挿入したとします。ソース・オブジェクトへのリンクを指定し、Company_Logo内のテキストを変更してオブジェクトを保存します。修正されたCompany_Logoテキスト・オブジェクトによってリポジトリ内のソース・オブジェクトが上書きされ、新しいレポートまたはCompany_Logoソース・オブジェクトにリンクされている既存のレポートにも、変更されたテキストが反映されます。

次の表に、リポジトリにリンクして、レポートに含めることができるオブジェクトと、Financial Reportingの各オブジェクト・タイプの手順が記載されている場所を示します。

表6. リンク付きオブジェクトの使用方法

オブジェクト

ソース・オブジェクトにリンクする手順

グリッド

「オブジェクトの保存」ダイアログ・ボックスからソース・オブジェクトにリンクできます。詳細は、グリッド・オブジェクトの保存を参照してください。

行と列のテンプレート

「オブジェクトの保存」ダイアログ・ボックスからソース・オブジェクトにリンクできます。リンクすると、「行と列のテンプレートのプロパティ」プロパティ・シートに「ソース・オブジェクトにリンク」が表示されます。

チャート

「オブジェクトの保存」ダイアログ・ボックスからソース・オブジェクトにリンクできます。詳細は、チャートの挿入を参照してください。

テキスト・ボックス

「オブジェクトの保存」ダイアログ・ボックスからソース・オブジェクトにリンクできます。詳細は、テキスト・オブジェクトの保存を参照してください。

イメージ

「オブジェクトの保存」ダイアログ・ボックスからソース・オブジェクトにリンクできます。詳細は、イメージ・オブジェクトの保存を参照してください。