自動計算されたデータの行と列のフォーマット

条件付きフォーマット機能を使用すると、下線、太字、インデントなどの追加のフォーマットを自動計算の行と列に適用できます。条件付きフォーマット機能には、自動計算のために設計された次の2つの条件があります。

  • 自動計算 - 自動計算されたセルと見出しにフォーマットを適用します。

  • 自動計算のグループ見出し - セクション見出しにフォーマットを適用します。

条件付きフォーマットの詳細は、グリッドへの条件付きフォーマットの適用を参照してください。

図3. 条件付きフォーマットを適用したレポートの印刷プレビューに、フォント、配置、枠線および網掛けの設定を指定する条件付きフォーマットを使用するレポート例を示します。EastとWestの見出しセルと計算済データ・セルを選択して、次の条件がレポート例に適用されています。

  • フォーマット1: IF (Yearの自動計算がTrueのときに、セルをフォーマット(上に二重線の境界、Arielフォント、太字、サイズ12)

  • フォーマット2: IF (Marketの自動計算がTrueのときに、セルをフォーマット(上に一重線の枠線)

  • フォーマット3: IF (Marketの自動計算のグループ見出しがTrueのときに、セルをフォーマット(中央に配置、斜体)

  • フォーマット4: IF (Yearの自動計算のグループ見出しがTrueのときに、セルをフォーマット(太字、サイズ12、青)

    図3.条件付きフォーマットを適用したレポートの印刷プレビュー

    条件付きフォーマットを適用したレポートの印刷プレビュー

計算されたデータの行や列にフォーマットを適用するには:

  1. レポートを開きます。

  2. 自動計算を設定しているセルを選択(複数可)します。

  3. 「フォーマット」「条件付きフォーマット」の順に選択します。

  4. 「条件1:If」の下にあるプロパティのドロップダウン・リストで「自動計算」または「自動計算のグループ見出し」を選択してから条件を入力します。

    図4.自動計算されたセルに適用する条件付きフォーマット

    自動計算されたセルに適用する条件付きフォーマット
  5. 「セルのフォーマット」ボタンをクリックし、計算済セルにフォーマットを適用します。

  6. 「OK」をクリックして、計算済セルに指定したフォーマットを受け入れます。フォーマットの詳細は、グリッドのフォーマットを参照してください。

    注:

    条件付きフォーマットを使用して計算済セルのフォーマットを確立できます。詳細は、グリッドへの条件付きフォーマットの適用を参照してください。

  7. レポートを表示するには、「ファイル」「印刷プレビュー」の順に選択します。レポートの例は、図3. 条件付きフォーマットを適用したレポートの印刷プレビューと類似したものになります。