クラシック・アプリケーション管理、アプリケーション・ライブラリおよびFinancial Management Desktopを使用して、Financial Managementアプリケーションを作成できます。この中で、クラシック・アプリケーション管理とアプリケーション・ライブラリ・インタフェースは、EPM Workspaceを介してアクセスします。
クラシック・アプリケーション管理およびFinancial Management Desktopを介して作成されるFinancial Managementアプリケーションは、クラシックFinancial Managementアプリケーションと呼ばれます。クラシック・アプリケーションは、カレンダや言語を定義する独自のプロファイルを持つスタンド・アロン・アプリケーションです。クラシック・アプリケーションは、そのディメンションを定義する独自のメタデータ・ファイルを持ちます。クラシック・アプリケーションでは、ディメンションおよびメンバーが他のFinancial Managementアプリケーションと共有されません。Performance Management Architectのアプリケーション・ライブラリを使用して作成されるFinancial Managementアプリケーションでは、ディメンションやメンバーが他のアプリケーションやPlanningアプリケーションと相互に共有されます。
クラシックおよびPerformance Management Architectアプリケーションでは、そのセキュリティ・クラスを使用してメタデータをロードまたはデプロイする前にセキュリティ・クラスを作成する必要があります。Performance Management Architectアプリケーションでは、セキュリティ・クラスおよびメタデータのデプロイメントは同時に発生することがあります。クラシック・アプリケーションでは、セキュリティ・クラスはメタデータをアプリケーションにロードする前に使用可能になっている必要があります。
クラシック・アプリケーションとPerformance Management ArchitectFinancial Managementアプリケーションの主な違いは、アーティファクトレベルのセキュリティの定義方法です。クラシックFinancial Managementアプリケーションでは、アプリケーションの作成後にセキュリティ・クラスを作成またはロードできますが、Performance Management ArchitectFinancial Managementアプリケーションではできません。アプリケーションの作成中に、セキュリティ・クラスのメンバーを定義し、セキュリティ設定が可能なディメンション・メンバーに割り当てる必要があります。
Financial Managementアプリケーションの動作は、どのように作成されたかにかかわらず同じです。