ドキュメントについて

ドキュメントは、データ・オブジェクトのデータ・ソースから戻されたデータ値を表示します。複数のデータ・オブジェクトが1つのドキュメントを占有でき、各データ・オブジェクトの表示タイプは次のように異なります:

  • スプレッドシート

  • チャート

  • ピンボード

  • SQLスプレッドシート

  • フリーフォーム・グリッド

各表示タイプには、必要条件があります。

  • ピンボードはスプレッドシートとチャートから作成し、トラフィック・ライトの定義が必要です。ピンボードの作成を参照してください。

  • カスタム・ドキュメントは異なるコンポーネントの組合せを使用するため、カスタム・ドキュメントを作成するプロセスは1つだけではありません。カスタム・ドキュメントの作成を参照してください。

  • SQLスプレッドシートでは、リレーショナル・データ・ソースをクエリーして、戻されたデータ値をカスタム・ドキュメントに表示できます。SQLスプレッドシートの作成では、SQLクエリーの構成方法を理解しておく必要があります。SQLスプレッドシートの作成を参照してください

  • フリーフォーム・グリッドでは、1つのデータ・オブジェクトの複数のデータ・ソースからデータ値を組み合せることができます。フリーフォーム・グリッドはカスタム・ドキュメントのデータベース接続を活用します。フリーフォーム・グリッドの作成を参照してください

  • スプレッドシートは様々なチャートに変換できます。表示タイプの変更とロックを参照してください。

  • さらに、各表示タイプにはフォーマット・オプションがあります。フォーマット・オプションを参照してください。

ドキュメントを作成するには、次を指定する必要があります。

  • データ・ソース - 日付やテキストを含むデータ値をデータとしてセルに提供します。日付とテキスト・セルの動作を参照してください。

  • データ・オブジェクト - これらの値を表示します

  • クエリー - データ・ソースからデータ値を得て、データ・オブジェクトに戻します。

プロパティを設定して、各要素をカスタマイズできます。

データベース接続ウィザードでは、データ・ソースのタイプ、ログオン情報、データベース・アプリケーション、ディメンションのフォーマット、およびドリルスルー・プロパティを指定します。

各データ・オブジェクトは、フォーマット・オプションを持つ表示タイプに設定できます。

クエリーには、ディメンションのメンバーの情報を要求する明示的なクエリーと、一式の条件を満たすディメンションのメンバーに関する情報を要求する動的なクエリーがあります。

ドキュメント作成の主な3つの方法を説明するトピックを次に示します。