SQLスプレッドシート

SQLスプレッドシートのデータ・オブジェクトを使用してリレーショナル・データ・ソースをクエリーし、戻されたデータ値をカスタム・ドキュメントに表示します。

SQLスプレッドシートの前提条件:

  • SQLスプレッドシートはカスタム・ドキュメントのみで作成します。

  • SQLスプレッドシートの作成では、SQLクエリーの構成方法を理解しておく必要があります。

  • サポート対象のJDBCドライバを使用してリレーショナル・データ・ソースに接続できる必要があります。

SQLスプレッドシートを作成するには、次の項目を指定する必要があります。

  • データ値を提供するデータ・ソース

  • これらの値を表示するSQLスプレッドシートのデータ・オブジェクト

  • データ・ソースからデータ値を取得して、それらをデータ・オブジェクトに戻すクエリー

    注意:

    APTファイル・フォーマットによりエクスポートおよびインポートしたSQLスプレッドシートを含むWeb Analysisドキュメントを1つの環境から別の環境にインポートする場合は、ターゲット環境でのパスワードが正しく復号化されません。そのため、SQLクエリー設定を編集して、有効なパスワードを指定する必要があります。SQLスプレッドシートのパスワードを変更するには、スプレッドシートを右クリックして、クエリーを開くダイアログ・ボックスを開きます。「JDBCパスワード」テキスト・フィールドにパスワードを入力します。

SQLスプレッドシートの作成プロセスでは、ご使用のJDBCドライバ、データベース・アプリケーション、およびログオン情報が分かっているものとします。また、このプロセスでは、SQLスプレッドシートのデータ・オブジェクトのSQLクエリーを構成できるか、SQLクエリー・ビルダーを使用してクエリーを作成できるものとします。

Web Analysis Studioでは、4つの方法を使用してリレーショナル・データにアクセスできます:

  • 通常のスプレッドシート、チャートおよびピンボードで使用できるようリレーショナル・データベース接続を作成できます。リレーショナル・データベース接続の作成を参照してください。

  • フリーフォーム・グリッドでは、1つのデータ・オブジェクトの複数のデータ・ソースからデータ値を組み合せることができます。フリーフォーム・グリッドはカスタム・ドキュメントのデータベース接続を活用します。フリーフォーム・グリッドの作成を参照してください

  • OLAPデータベース接続からリレーショナル・データ・ソースへのリレーショナル・ドリルスルー接続を作成できます。リレーショナル・ドリルスルーの作成を参照してください。

  • 「関連コンテンツ」ダイアログ・ボックスを使用して、事前定義された統合サービス・ドリルスルー・ドキュメントを利用できます。統合サービス・ドリルスルーを参照してください。

    注意:

    SQLクエリーのトラブルシューティングを行うには、「SQLクエリーの入力」ダイアログ・ボックスからSQL文をコピーしてRDBMS SQLツールで実行します。結果セットを比較します。