ディメンションのコンポーネントであるメンバーを作成および整理することによって、ディメンション内に階層的な関係を作成します。ディメンション・メンバーは個別に、またはインポート・プロファイルを使用して追加できます。ディメンション名は、ディメンション、メンバーおよび別名の名前付けの制限で詳しく説明する規約を使用する必要があります。
疎ディメンションは、メンバーの組合せの大多数にデータ値がなく、利用可能なデータ位置が占有されている確率が低くなっています。密ディメンションは、高い確率で、ディメンションのすべての組合せに1つ以上のデータ・ポイントが占有されています。
データベースのパフォーマンスを最適化するには、ディメンションを疎または密として指定します。ディメンションが疎の場合、Planningでは、各ディメンションの組合せを占有しているデータ値のみが計算されます。これは、計算時間の短縮およびディスク使用の低減によってパフォーマンスを最適化します。デフォルトで、Planningでは、勘定科目および期間ディメンションが密として、その他のディメンションが疎として指定されます。
ディメンション階層は、構造的および算術的関係、およびデータベースのメンバー間の連結を定義します。同じディメンションまたはメンバーに属する同一レベルのメンバーは、兄弟と呼ばれます。ディメンションに属するメンバーはそのディメンションの子と呼ばれます。メンバーに属するメンバーはそのメンバーの子と呼ばれます。
アプリケーションについての重要な情報については、すべてのPlanningディメンションに適用できるプロパティおよび複数のPlanningディメンションに共通するプロパティを参照してください。次のような追加の考慮事項があります:
ディメンション・ライブラリで作成された新規ディメンションには、デフォルトの関連付けがありません。
フラット・ファイルからロードされたディメンションの場合、関連付けをフラット・ファイルで指定する必要があります。
PlanningからPerformance Management Architectに変換したアプリケーションの場合、関連付けが割り当てられることがあります。
スマート・リストをディメンション(勘定科目またはエンティティなど)に関連付ける必要はありませんが、スマート・リストは、Smart Listプロパティ・フィールドで関連付けられます。スマート・リストは、共有ライブラリのメンバーに関連付ける必要があります。スマート・リストと関連付けられているメンバーは、そのデータ型をスマート・リストに設定する必要があります。