-hパラメータを含んだコマンド・プロンプトからユーティリティを起動する場合は、有効なパラメータのリストがコマンド・ウィンドウに表示されます。次のガイドラインに注意してください:
各パラメータはスペースで区切る必要があります。
パラメータが値をとる場合は、スペースで区切らないでください。たとえば、-d05/08は日付を渡します。
コマンドでは、大文字と小文字は区別されません。
コマンド・ウィンドウでユーティリティを起動するには、コマンド・ウィンドウでのトランザクション履歴の削除ユーティリティの使用方法を参照してください。
次の表では、コマンド・ウィンドウで使用可能な各パラメータを説明します:
パラメータ | 説明 |
---|---|
-a<n> | 削除する最少日数を指定します。<n>は整数の日数です。 使用できる最大値は100です。100を超える値を入力すると、エラーがロギングされます。 |
-d<d> | 最大の日付を指定します。<d>は日付を表します。日付フォーマットは、コントロール パネルの「地域設定」のフォーマットを使用します。年は、現在の年と同じである場合は指定する必要はありません。ただし、月および日は指定する必要があります。たとえば、現在の年が2008年である場合、9/8と09/08は2008年9月8日を表します。 |
-np | すべてのプロンプトを非表示にします。 |
-h | パラメータのヘルプを表示します。 |
-u | ユーザー名を指定します。 |
-p | パスワードを指定します。 |
複数のパラメータを使用してプロセスを完了できます。コマンド例は次のとおりです:
コマンド | 説明 |
---|---|
database_cleanup_utility -u<user> -p<password> | ユーザー名とパスワードを指定します。ユーティリティの各コマンド・ラインを実行するには、ユーザー名とパスワードが必要です。ただし、ユーティリティのヘルプ・テキストにアクセスするための-hコマンドは例外です。 |
database_cleanup_utility -np | プロンプトを表示せずに、該当するすべてのトランザクションを削除します。 |
database_cleanup_utility -d04/08 | 現在の年の4月8日以前の該当するトランザクションを削除します。 |
database_cleanup_utility -d04/08/2005 | 2005年4月8日以前の該当するトランザクションを削除します(日付が現在の年の範囲内にない場合は、年を指定する必要があります)。 |
database_cleanup_utility -a50 | 50日より古い該当するトランザクションを削除します。 |
database_cleanup_utility -h | ヘルプ・テキストを表示します。 |
注意: | コマンド・ラインでユーティリティを実行する際にエラーが発生すると、終了コード・メッセージが表示されます。 |
コマンド・ラインに表示できる終了コードは次のとおりです。次の表に、終了コード、コマンド・ラインのコードに対して表示される関連番号、および説明を示します。
終了コード | 関連番号 | 説明 |
---|---|---|
正常終了 | 0 | コマンドは正常に実行されました。 |
入力エラー | 1 | 使用したコマンド・ライン・パラメータは無効です。 |
構成ファイル・エラー | 2 | BPMA_Server_Config.xmlファイルに問題があります。たとえば、BPMA_Server_Config.xmlはこのユーティリティと同じディレクトリにある必要がありますが、そうでない場合はエラーが発生します。このファイルはデータベース接続情報には不要ですが、存在する必要があります。 |
接続の失敗 | 3 | データベースへのアクセス中に接続エラーが発生しました。 |
Hyperion EPMAサーバーが実行されない | 4 | トランザクション履歴の削除ユーティリティを起動する前に、Hyperion EPMAサーバーを開始する必要があります。コマンド・ラインを使用してHyperion EPMAサーバーを開始する方法については、コマンド・ウィンドウでのトランザクション履歴の削除ユーティリティの使用方法を参照してください。 |
不明なエラー | 5 | Oracleサポートに連絡してください。 |
SQLエラー | 6 | データベースに対する削除操作を実行しようとしているときにエラーが発生しました。 |
注意: | トランザクション履歴削除ユーティリティのタイムアウトで問題が発生した場合は、CommandTimeout設定の値を大きくすることができます。デフォルトのタイムアウトは900秒です。タイムアウト設定はBPMA_Server_Config.xmlファイルで変更できます。BPMA_Server_Config.xmlの構成設定のData_Access_Layerの設定を参照してください。 |