ovmtlibrary [-V] [-h | -H] ovmtlibrary -c init [-f] [-q | -v] -l library ovmtlibrary -c store [-d description] [-f] -l library [-n template-name] -o URI [-q | -v] ovmtlibrary -c list [-a | -p | -o | -t type] -l library [-m] [-n template-name | -i template-id] [-q | -v] [-s [-e event-id]]
ovmtlibrary コマンドは、次の方法で Oracle VM テンプレート 情報を管理できます。
-c init は、ライブラリを初期化します
-c store は、テンプレートを格納します
-c list は、テンプレートを一覧表示します
テンプレートを格納するために使用されるテンプレートアーカイブファイルには、次のものが必要です。
ファイル拡張子 .ova
ファイル拡張子 .ovf を持つ XML 構成ファイル
少なくとも 1 つの IMG または ISO 圧縮ディスクイメージ
現時点で、コマンド ovmtlibrary は拡張子 .img を持つディスクイメージのテンプレートのみをサポートできます。そのため、ovmtlibrary コマンドを使用してテンプレートライブラリを管理する場合は、.img 拡張子を持つディスクイメージを作成してください。
テンプレートを格納するときにイベント ID が出力されます。この ID を使用して格納操作のステータスをチェックできます。
ovmtlibrary コマンドは、少なくとも Oracle Solaris 11.1 OS を実行していて sqlite3 がインストールされているシステムで、スーパーユーザーとして実行します。
ovmtlibrary コマンドには次のオプションが含まれます。
指定されたテンプレートのすべてのバージョンを一覧表示します。デフォルトでは、最新バージョンのみが表示されます。
テンプレートライブラリを初期化します。
ライブラリ内にテンプレートを格納します。
ライブラリ内のテンプレートを一覧表示します。
テンプレートの説明を指定します。
格納操作のステータスを表示するイベント ID を指定します。
既存のライブラリの上書きを強制的に実行します。
ヘルプメッセージを表示します。
一覧表示するテンプレートの ID を指定します。
テンプレートライブラリのパスを指定します。
機械解析可能な形式で出力を生成します。
テンプレートの名前を指定します。
格納操作では、このオプションは格納するテンプレート名を指定します。デフォルトでは、OVF 名はこのオプションが指定されていない場合に使用されます。
一覧表示操作では、このオプションは一覧表示するテンプレート名を指定します。デフォルトでは、すべてのテンプレートの最新バージョンが表示されます。
格納するテンプレートオブジェクトの URI を指定します。有効な URI の値は、file://、http://、および ftp:// を含みます。
指定されたテンプレートのオブジェクトを一覧表示します。テンプレート名またはテンプレート ID を指定する必要があります。テンプレート名を指定した場合、その最新バージョン内のオブジェクトのみが一覧表示されます。
–i オプションを使用して指定したテンプレート ID に対するプロパティー情報を表示します。
ヘッダーとメッセージを抑制します。
イベントステータスを表示します。
指定されたテンプレートのオブジェクトタイプを指定します。関連するテンプレート名またはテンプレート ID を指定する必要もあります。
詳細情報を表示します。
このコマンドに関するバージョン情報を表示します。
次の終了値が返されます。
正常に完了しました。
エラーが発生しました。プロパティー値が設定されていないか、プロパティーが見つかりませんでした。
使用法エラーが発生しました。
次の属性の説明については、attributes(5) マニュアルページを参照してください。
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ovmtconfig(1M)、 ovmtcreate(1M)、 ovmtdeploy(1M)、 attributes(5)