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Oracle® Server X5-8 Windows オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

Windows Server OS のインストールオプション

単一サーバーへの OS のインストールの場合は、Oracle System Assistant が推奨されます。複数のサーバーへの OS のインストールの場合は、Oracle Enterprise Manager Ops Center が推奨されます。 このドキュメントのスコープは、単一サーバーへの OS のインストールです。次の表に、これらの 2 つのインストールオプションに関する情報を示します。

オプション
説明
複数のサーバー
Oracle Enterprise Manager Ops Center を使用して、複数のサーバーに OS をインストールできます。詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/index.html を参照してください。
単一サーバー
次のいずれかの方法を使用して、OS を単一サーバーにインストールします。
  • ローカル: サーバーでローカルに OS のインストールを実行します。このオプションは、サーバーのラック内への物理的な設置を完了したばかりのときにお勧めします。

  • リモート: リモートの場所から OS のインストールを実行します。このオプションでは、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して Oracle System Assistant にアクセスするか、または OS の手動インストールを実行します。

注 -  Oracle は、単一サーバーの OS インストールに Oracle System Assistant を使用することをお勧めします。

単一サーバーの OS インストール方法と Oracle System Assistant の詳細は、次を参照してください。

単一サーバーのインストール方法

Windows インストールメディアを提供するための方法を選択します。次の情報を使用して、ニーズにもっとも適したローカルまたはリモートの OS インストールを決定します。

メディアの提供方法
その他の要件
ローカルでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨)
モニター、USB キーボードとマウス、USB デバイス、および Windows 配布メディア。詳細は、Assisted Windows Server OS Installationを参照してください。
リモートでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨)
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーション、リダイレクトされた DVD ドライブまたは ISO イメージファイル、および Windows 配布メディア。詳細は、Assisted Windows Server OS Installationを参照してください。
ローカルでの DVD ドライブの使用 – サーバーに接続した物理 DVD ドライブを使用します。
モニター、USB キーボードとマウス、USB DVD ドライブ、および Windows 配布メディア。ローカルインストールの場合は、ローカルの DVD ドライブまたはサーバーに直接装着された USB フラッシュドライブを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Manual Windows Server OS Installationを参照してください。
DVD ドライブまたは DVD ISO イメージを使用したリモート – Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを実行しているリモートシステム上のリダイレクトされた物理 DVD ドライブを使用します。
ブラウザを備えたリモートシステム、接続された物理 DVD ドライブ、Windows 配布メディア、およびサーバーの管理ポートへのネットワークアクセス。リモートインストールの場合は、リモートの DVD、USB フラッシュドライブ、または DVD ISO イメージを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Windows Deployment Services OS Installationを参照してください。
WDS WIM イメージ – Windows 展開サービス (WDS) サーバー上のカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを使用します。
WDS を実行しているサーバー、および使用しているサーバー用にカスタマイズされた WIM イメージ。詳細は、Windows Deployment Services OS Installationを参照してください。このインストール方法は、WDS を使用した Windows PXE インストール用です。

Windows Server OS の補助付きインストール

これは、サポートされている OS をサーバーにインストールするための推奨される方法です。この方法では、Oracle System Assistant を使用します。Windows OS インストールメディアをローカルまたはリモートの DVD ドライブ、USB デバイス、または DVD イメージで提供すると、Oracle System Assistant がインストールプロセスをガイドし、必要に応じて Oracle OEM ドライバを収集してインストールします。使用しているサーバーで Oracle System Assistant がサポートされ、そのサーバーにインストールされている必要があります。

Windows Server OS の手動インストール

この方法では、Windows 配布メディアをローカルまたはリモートの DVD ドライブ、USB デバイス、または DVD イメージで提供します。また、必要なドライバをすべてインストールすることも必要です。サーバー用のドライバは、サーバーの内蔵 Oracle System Assistant フラッシュドライブ (取り付けられている場合) に用意されており、My Oracle Support Web サイトから OS 固有およびサーバー固有のパッケージまたは ISO イメージファイルとして入手することもできます。OS をインストールするには、配布メディアのインストールウィザードを使用します。

Windows 展開サービスの OS インストール

Windows 展開サービスから Windows OS をインストールできます。 上級ユーザーは、Windows 展開サービス (WDS) を実行しているシステム上のサーバー用にカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを作成できます。この WIM イメージが作成されたあとは、ネットワークアダプタカードからサーバーをネットワークブート (PXE) し、WDS システムから WIM イメージを選択して展開できます。WDS の詳細は、http://technet.microsoft.com/library/hh831620 を参照してください。