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Oracle® Server X5-8 Windows オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

ブート環境の準備

オペレーティングシステムをインストールする前に、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) 設定が、実行する予定のインストールの種類をサポートするように構成されていることを確認するようにしてください。

サーバーには、レガシー BIOS と UEFI の両方のブートモードをサポートする Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) が装備されています。UEFI は、オペレーティングシステムとプラットフォームファームウェアの間のソフトウェアインタフェースを定義する仕様です。UEFI ファームウェアは、基本入出力システム (BIOS) ファームウェアインタフェースを置き換えることを目的にしています。サーバーは、レガシー BIOS ブートモード (デフォルト) または UEFI ブートモードのどちらかでブートするように構成できます。

BIOS 設定ユーティリティーでは、必要に応じて UEFI 設定を表示および編集するだけでなく、最適なデフォルト値を設定することもできます。最適なデフォルト値を設定することによって、サーバーが既知の適切な構成で効率的に動作することが保証されます。最適なデフォルト値は、『Oracle Server X5-8 サービスマニュアル』で確認できます。サーバーが UEFI ブートモードになっていた場合は、最適なデフォルト値を設定すると、BIOS がデフォルトのレガシー BIOS ブートモードにリセットされます。最適なデフォルト値を選択すると、UEFI ファームウェアが、出荷時のデフォルトであるレガシー BIOS ブートモードにリセットされます。


注 -  最適なデフォルト値を設定する手順はオプションです。サーバーが新しく設置され、ここでオペレーティングシステムがはじめてインストールされる場合、UEFI はおそらくその最適なデフォルト設定に構成されているため、この手順を実行する必要はありません。

BIOS 設定ユーティリティーで (F2 キーを使用して) 行なった変更はすべて、次にそれを変更するまで保持されます。

F2 キーを使用してシステムの UEFI/BIOS 設定を表示または編集するだけでなく、UEFI/BIOS の起動中に F8 キーを使用して一時ブートデバイスを指定することもできます。F8 キーを使用して一時ブートデバイスを設定した場合、この変更は現在のシステムブートでのみ有効です。その一時ブートデバイスからブートしたあとは、F2 キーを使用して UEFI/BIOS で指定された常時ブートデバイスが有効になります。

次のトピックは、インストールをサポートするように UEFI を構成する方法に関する具体的な手順を示しています。

UEFI ファームウェアの設定、UEFI の最適なデフォルト値の設定、およびブートプロパティーの変更の詳細は、Reset the BIOS Firmware to Default Settings (BIOS) in Oracle X5 Series Servers Administration Guideを参照してください。

UEFI は、オペレーティングシステムとプラットフォームファームウェアの間のソフトウェアインタフェースを定義する仕様です。UEFI は、基本入出力システム (BIOS) ファームウェアインタフェースを置き換えます。