この章では、SL8500 ライブラリおよびコンポーネントを注文するためのパーツ番号を示します。詳細については、営業担当者 (+1.888.672.2534) にお問い合わせください。
この章全体の表で、ライブラリコンポーネントおよびアップグレードオプションのパーツ番号を示します。ATO 番号は初回注文時に使用され、PTO は SL8500 モジュールライブラリの初回購入後の注文時に使用されます。
物理構成 — 基本ライブラリとオプションの拡張モジュールを注文します。
ハードウェアオプション — ハードウェアオプション (CAP、PTP、冗長ロボット、および冗長電子装置) を選択します。
テープドライブ — テープドライブ (T9840、T10000、LTO) を注文します。
テープカートリッジおよびラベル — テープカートリッジおよびラベルを注文します。
電源構成 — 電源の冗長性オプション (N+1 または 2N) を選択します。必要な数の電源装置、AC 電源コード、および PDU を注文します (必要数を計算する際には、第3章 電源を参照)。
ハードウェアアクティベーションファイル — 必要となるアクティブな容量を決定します。数量オプションは、+100、+250、+500、+1000 です。オプションの機能を選択します (パーティション分割、デュアル TCP/IP、マルチ TCP/IP)。
ケーブル — 必要なケーブルを選択します。
サポート — 保守のオプションおよび専門的サービスのオプションを選択します。
基本ライブラリを注文し、必要な数の SEM と対応するレールキットを選択します。
基本ライブラリには、CIM、RIM、DEM、オペレータパネル、4 つの ロボット、CAP、サービス安全ドア、および Web カメラが含まれます。これが、注文可能な最小の構成です。
基本ライブラリのパーツ番号の説明 |
ATO |
---|---|
1,448 個のスロット (1,450 個のアクティブスロット) を含む基本モジュール | 7100879 |
ライブラリの容量を増やすには、最大 5 個の SEM を追加します。
SEM のパーツ番号の説明 | ATO | PTO |
---|---|---|
1,728 個のスロット (アクティブスロットなし) を含む SEM | 7100898 | SL8500-EXP-FRZ-N |
SEM の合計数に対応する 1 つのレールキットを注文します。
レールキットのパーツ番号の説明 |
ATO | PTO |
---|---|---|
基本モジュール (SEM なし) 用のレールキット | 7100885 | XSL8500-0EF-RAIL-N |
1 つの SEM 用のレールキット | 7100886 | XSL8500-1EF-RAIL-N |
2 つの SEM 用のレールキット | 7100888 | XSL8500-2EF-RAIL-N |
3 つの SEM 用のレールキット | 7100889 | XSL8500-3EF-RAIL-N |
4 つの SEM 用のレールキット | 7100891 | XSL8500-4EF-RAIL-N |
5 つの SEM 用のレールキット | 7100892 | XSL8500-5EF-RAIL-N |
ライブラリの DEM 内には、従来の 19 インチラックを最大 4 つ設置できるだけのスペースが用意されています。装置はラックの要件を満たす必要があります (付属品ラックを参照)。ライブラリでサポートされるラックの数は、ライブラリの電源構成で決まります。
N+1 電源構成 = 最大 2 ラック
2N 電源構成 = 4 ラック
付属品ラックのパーツ番号の説明 |
ATO | PTO |
---|---|---|
6U 付属品ラック | 7100942 | XSL8500-RACK-Z-N |
回転式 CAP を備えたライブラリを一括 CAP にアップグレードするには、次に一覧表示されているアップグレードキットを購入してください。
CAP のパーツ番号の説明 | PTO |
---|---|
一括 CAP アップグレードキット脚注 1 脚注 2 脚注 3 | 7113597 |
オプション — 追加の 12 スロット CAP マガジン (一括 CAP 用) | 7113791 |
脚注 1 D-link ライブラリカメラは一括 CAP と互換性がありません。D-link カメラを所有している場合は、保守担当者に連絡してください。
脚注 2 2005 年 8 月以前に購入されたライブラリでは、HBN カードのアップグレードが必要になる場合があります。保守担当者に連絡してください。
脚注 3 一括 CAP には HBCR が必要です。HBC カードを所有している場合は、保守担当者に連絡してください。
各ライブラリには標準で、ロボットが 4 つ付属しています。オプションで、冗長ロボットとして 4 つの追加ロボットを注文できます。電源構成も参照してください。
ロボットのパーツ番号の説明 |
ATO | PTO |
---|---|---|
冗長ロボット (追加の 4 つ) | 7100928 | XSL8500-4BOT-Z-N |
2 つ以上の SL8500 ライブラリをパススルーポート (PTP) で接続すると、1 つのライブラリコンプレックスが形成されます。PTP は、隣接するライブラリの DEM/RIM の間に設置されます。
PTP メカニズムの単一の注文には、4 つの PTP メカニズムのセット (ライブラリ間のレール領域ごとに 1 つのメカニズム) が含まれています。ILC キットには、追加ライブラリを接続するための Ethernet ハブとケーブルが含まれています。各 ILC キットは、コンプレックス内のライブラリを 5 個までサポートできます。5 個を超えるライブラリが含まれるコンプレックスでは、キットを 2 つ注文してください。
PTP のコンポーネント | ATO | PTO |
---|---|---|
メカニズムを含まない PTP (フレームのみ) | 7100926 | XSL8500P-BLANK-N |
PTP メカニズム (4 つのセット) | 7100919 | XSL8500-MECH-Z-N |
ハブおよびライブラリ内通信 (ILC) キット | 7100924 | XSL8500P-HUB-Z-N |
オプションの冗長電子装置 (RE) 機能では、HBCR、HBT、HBS、および内部 Ethernet スイッチを含んだ 2 つ目のコントローラカードセットによって、フェイルオーバー保護を実現しています。アップグレードの場合は、次に一覧表示されている両方の PTO パーツを注文してください。
冗長電子装置のパーツ番号 |
ATO | PTO |
---|---|---|
冗長電子装置 | 7100917 | XSL3000-REDELCT-Z および 7101366 |
追加情報については、弊社 Web サイト (http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/storage/tape-storage/overview/index.html
) でテープストレージの領域を参照してください。
暗号化の詳細については、OTN の Oracle Key Management 概要と計画ガイドを参照してください。
すべての T10000 ドライブは暗号化対応です。T10000 シリーズテープドライブでは、次に記載した以外の構成がほかにも存在している可能性があります (ドライブのシステム保証ガイドを参照してください。)
T シリーズテープドライブのタイプ | パーツ番号 |
---|---|
T10000D 16G ビットファイバチャネル | 7105797 |
T10000D 16G ビット FICON | 7105798 |
注記:
OKM を使用するには、暗号化対応ドライブを購入するか、アップグレードキットを購入して暗号化非対応ドライブを変換する必要があります。LTO テープドライブのタイプ | パーツ番号 |
---|---|
HP LTO6 ファイバチャネル、暗号化対応 | 7104451 |
IBM LTO6 ファイバチャネル、暗号化対応 | 7104435 |
IBM LTO6 ファイバチャネル、暗号化非対応 | 7113289 |
IBM LTO7 ファイバチャネル、暗号化対応 | 7113987 |
IBM LTO7 ファイバチャネル、暗号化非対応 | 7113988 |
IBM ドライブ用の暗号化アップグレードキット (Belisarius カード) | 7113290 |
テープカートリッジまたはラベルを注文するには:
1.877.STK.TAPE に電話します
tapemediaorders_ww@oracle.com 宛てに電子メールを送ります
追加情報については、弊社 Web サイト (http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/storage/tape-storage/overview/index.html
) でテープストレージの領域を参照してください。
電源冗長および AC 電源構成を選択する必要があります。詳細については、第3章 電源を参照してください。
電源オプション |
ATO | PTO |
---|---|---|
デルタ電源 | 7100930 | XSL8500-DELTAZ-N |
Y 電源 | 7100938 | XSL8500-WYE-Z-N |
単相電源 | 7100929 | XSL8500-1PH-Z-N |
ハードウェアアクティベーションファイルで次の機能が有効になります。アクティベーションファイルのダウンロードおよびインストールの詳細については、『SL8500 ユーザーズガイド』を参照してください。
ライブラリ機能の説明 |
ATO | PTO |
---|---|---|
パーティション分割のアクティベーション許可 | 7100936 | XSL8500-UPG-PART-N |
デュアル TCP/IP ホストインタフェースのアクティベーション許可 | 7100932 | XSL8500-DTCPIP-N |
マルチ TCP/IP ホストインタフェースのアクティベーション許可 | XSL8500-MTCPIP-N |
次のセクションでは、さまざまなインタフェースケーブルに関する情報を提供します。ケーブルを注文する際には、次の点に留意してください。
このライブラリでは、TCP/IP 接続 (ホスト通信やライブラリ間通信を含む) に Ethernet ケーブルが使用されます。
Ethernet ケーブルのパーツ番号の説明 | PTO |
---|---|
CAT5e、8 フィート、24 AWG、シールド付き | CABLE10187033-Z-N |
CAT5e、35 フィート、24 AWG、シールド付き | CABLE10187034-Z-N |
CAT5e、50 IN、24 AWG、シールド付き | CABLE10187035-Z-N |
LC コネクタは、2G ビット/秒以上のすべてのファイバチャネルデバイス用の業界標準です。SC コネクタは、T9840A テープドライブなどの 1G ビット/秒ファイバチャネルデバイスの標準です。SL8500 ドライブトレーは、背面パネルでの接続に LC プラグを必要とします。T9840A テープドライブを再利用する場合は、SC - LC アダプタを使用する必要があります。SL8500 ドライブトレーは LC コネクタのみをサポートします。
LC-LC 50/125 Micron 光ファイバケーブル | ATO | PTO |
---|---|---|
50 m (164 フィート) FC ケーブル OM4、50/125、二重、ライザー | 7106951 | 7106952 |
50 m (164 フィート) FC ケーブル OM4、50/125、二重、プレナム | 7106953 | 7106954 |
3 m (9.8 フィート) 二重、ライザー | CABLE10800340-Z-A | CABLE10800340-Z-N |
5 m (16.4 フィート) 二重、ライザー | CABLE10800341-Z-A | CABLE10800341-Z-N |
10 m (32.8 フィート) 二重、ライザー | CABLE10800310-Z-A | CABLE10800310-Z-N |
10 m (32.8 フィート) 二重、プレナム | CABLE10800313-Z-A | CABLE10800313-Z-N |
LC - LC、9/125 Micron 2G ビット光ファイバケーブル | パーツ番号 |
---|---|
10 m (32.8 フィート) 二重、ライザー | CABLE10800331-Z-N |
50 m (164 フィート) 二重、ライザー | CABLE10800333-Z-N |
100 m (328 フィート) 二重、ライザー | CABLE10800306-Z-N |
10 m (32.8 フィート) 二重、プレナム | CABLE10800330-Z-N |
50 m (164 フィート) 二重、プレナム | CABLE10800332-Z-N |
100 m (328 フィート) 二重、プレナム | CABLE10800305-Z-N |
サービスおよびサポート担当者は、ハードウェアおよびソフトウェアの問題解決を支援します。初回注文時および設置計画時に、ローカルおよびリモートのサポートに連絡して質問できます。
Service Delivery Platform (SDP) は、より迅速な問題の解決、分析、傾向把握、および改善された診断機能を提供するサポート拡張ソリューションです。SDP は、ライブラリに接続するお客様側に設置されたスマートアプライアンスと StorageTek T シリーズのテープドライブで構成されます。SDP はデバイスイベントを収集してサポート分析者に警告することで、リモート診断および Auto Service Request (ASR) を提供します。
詳細については、お客様が Oracle 担当者に連絡するか、http://www.oracle.com/technetwork/systems/asr/documentation/oracle-installed-storage-330027.html
にアクセスするようにしてください。
Oracle の販売担当者はお客様と協力して、SDP システム保証ガイドを完成させるようにしてください。販売およびサービス担当者は、SDP システム保証ガイドおよびその他の SDP 情報を https://stbeehive.oracle.com/teamcollab/overview/Service+Delivery+Platform
で検索できます。
Oracle Premier Support は、次の特徴を持つ完全に統合されたサポートソリューションです。
完全なシステム保証範囲および Oracle システムの専門家への無制限で 24 時間 365 日のアクセス
ファームウェアなどの重要な製品の更新
個別化された積極的な IT サポートおよび迅速な対応のハードウェアサービス
詳細については、http://www.oracle.com/us/support/index.html
にアクセスしてください。
Oracle Global Customer Support Contacts Directory は http://www.oracle.com/us/support/contact-068555.html
で見つかります。
サービスリクエストを送信、更新、または確認するには、My Oracle Support (https://support.oracle.com/
) にアクセスしてください。