SL8500 ライブラリの電源構成は、電源と、選択した電源冗長オプションによって異なります。
外部 AC 電源のオプションは 3 つあります。外部電源ケーブルの接続は、資格を持った電気技術者が行うべきです。詳細については、AC 電源の接続を参照してください。
システム PDU ごとに 1 つの 3 相入力が必要です。
200–240 VAC、線間、3 相、40 アンペア、50–60 Hz (大部分は米国で使用)。
位相間で測定された電圧が 200-240 VAC の場合に使用されます。
4 本の電線が必要です (3 相 + 接地)。中性線 (5 番目の電線) は使用しないでください。
電源分岐回路からの AC 電線は、90 度エルボ (ダウン) フィッティング付きのコンジット (軟質または硬質) の内側に設置する必要があります。コンジットを使用する代わりにプラグやコネクタが必要な場合に使用すべき Hubbell パーツ番号 (またはその同等品) の一覧を、下の表に示します。
表3-1 Hubbell 製のコネクタおよびプラグ (IEC 309)
説明 | パーツ番号 |
---|---|
単相米国プラグ、30 アンペア |
HBL330P6W |
単相米国コネクタ、30 アンペア |
HBL330C6W |
単相欧州プラグ、32 アンペア |
HBL332P6W |
単相欧州コネクタ、32 アンペア |
HBL332C6W |
Y プラグ、32 アンペア |
HBL532P6W |
Y コネクタ、32 アンペア |
HBL532C6W |
デルタプラグ、60 アンペア |
HBL460P9W |
デルタコネクタ、60 アンペア |
HBL460C9W |
NEMA デルタコンセント (250 V、50 アンペア) |
L15-50 R |
NEMA デルタプラグ (250 V、50 アンペア) |
L15-50 P |
テープドライブとロボットは同じ 1200W DC 電源装置を使用します。必要な DC 負荷共有電源装置の数は、ライブラリ構成と選択される電源オプションによって異なります。注文する電源装置の数を決定するには、下の表を使用します。注文に関する詳細は、電源構成を参照してください。
電源を必要とするドライブの数 |
N+1 に必要な電源装置 | 2N に必要な電源装置 |
---|---|---|
0 - 16 |
3 |
4 |
17 - 24 |
4 |
6 |
25 - 32 |
5 |
8 |
33 - 40 |
6 |
10 |
41 - 48 |
7 |
12 |
49 - 56 |
8 |
14 |
56 - 64 |
9 |
16 |
コンポーネント |
アイドル時ワット数 |
最大継続ワット数 |
---|---|---|
基本ライブラリ |
263 |
349 |
冗長ロボット |
92 |
154 |
冗長電子装置 |
79 |
98 |
パススルーポート (4 つのメカニズム) |
80 |
92 |
ラックスペース (それぞれ) |
68 |
720 |
T9840 ドライブ (それぞれ) |
79 |
100 |
T10000A/B/C ドライブ (それぞれ) |
61 |
93 |
T10000D ドライブ (それぞれ) |
64 |
127 |
LTO ドライブ (それぞれ) |
30 |
46 |
SDLT ドライブ (それぞれ) |
38 |
52 |
オンラインの電力計算機を使用して、あるライブラリ構成の典型的な動作条件での電気的および熱的負荷を見積もることができます。
http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/sun-power-calculators/index.html