プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース5.0
E64891-02
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

11.5 フォームでのユーザー入力の検証

この項では、フォームのユーザー入力を検証する方法について説明します。

11.5.1 検証およびエラー・メッセージの作成について

検証を使用すると、ユーザーが入力したデータを処理前に確認できます。検証および関連するエラー・メッセージを作成したら、これらを特定のアイテムと関連付けることができます。検証エラー・メッセージをインライン表示(検証が実行されたページで表示)するか、個別のエラー・ページで表示するかを選択できます。

インラインのエラー・メッセージを作成するには、次のステップを実行します。

  • ステップ1 - 検証を作成し、エラー・メッセージ・テキストを指定します。詳細は、「検証の理解」を参照してください。

  • ステップ2 - 検証を特定のアイテムと関連付けます。

11.5.2 ページ・デザイナでの検証と特定のアイテムとの関連付け

アイテムを検証と関連付け、エラー・メッセージ・テキストを指定するには、次のステップを実行します。

  1. ページ・デザイナで適切なページにナビゲートします。「ページ・デザイナでのページの表示」を参照してください。

  2. ページ・デザイナで「プロセス」ツリーを選択します。

  3. 「検証中」で、関連付ける検証アイテムを選択します。

    プロパティ・エディタの表示が「プロパティ・エディタ - 検証」に変わります。

  4. 「すべて閉じる」アイコンをクリックし、「プロパティ・エディタ・メニュー」から「すべて表示」を選択します。

  5. 「エラー」を展開し、次のように構成します。

    • エラー・メッセージ - エラー・メッセージを入力または編集します。

    • 表示位置 - 検証エラー・メッセージの表示位置を指定します。表示位置を確認します。

    • 関連付けられたアイテム: 対象の検証と関連付けるアイテムを選択します。

  6. 「保存」をクリックします。

11.5.3 コンポーネント・ビューでの検証と特定のアイテムとの関連付け

アイテムを検証と関連付け、エラー・メッセージ・テキストを指定するには、次のステップを実行します。

  1. コンポーネント・ビューで適切なページにナビゲートします。「コンポーネント・ビューでのページの表示」を参照してください。

  2. ページ検証の編集ページにナビゲートします。「検証」で、関連付ける検証を選択します。

    検証の属性ページが表示されます。

  3. 「エラー・メッセージ」までスクロールします。

  4. 「エラー・メッセージ」で、次のように入力します。

    • エラー・メッセージ - エラー・メッセージを入力します。

    • エラー・メッセージ表示位置 - 検証エラー・メッセージの表示位置を指定します。表示位置を確認します。

    • 関連付けられたアイテム: 対象の検証と関連付けるアイテムを選択します。

  5. 「変更の適用」をクリックします。

11.5.4 エラー・メッセージ表示位置について

エラー・メッセージ表示位置は、検証エラー・メッセージがどこに表示されるかを指定します。検証エラー・メッセージは、エラー・ページに表示したり、既存ページ内にインラインで表示できます。インライン・エラー・メッセージは、通知領域(ページ・テンプレートの一部として定義される)に表示したり、フィールド・ラベル内に表示できます。

残りのすべての検証を含むプロセスを停止するハード・エラーを作成する場合は、エラー・ページにエラーを表示する必要があります。