注意: 管理サービス・アプリケーションの機能は、Oracle Database Cloud Service (Database Schema)では利用できません。 |
インスタンス管理者は、「メタデータの管理」の下にあるリンクを使用して、セッション・ステート、電子メール・キュー、インストール済の翻訳、対話モード・レポートの説明を表示し、管理することができます。
このセクションでは、「セッション・ステート」ページでセッション・ステートの統計を表示し、セッション・ステートを消去する方法について説明します。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のワークスペースのセッション・ステートの管理に関する項およびセッション・ステートの管理に関する項を参照してください |
セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立するために使用される論理的な構成体です。各セッションには、一意のIDが割り当てられ、Application Expressエンジンは、このセッションIDを使用して、各ページ・ビューの前後に、アプリケーションで作業中のデータ・セット(セッション・ステート)を格納および取得します。自動プロセスによって、8時間ごとに、経過時間が24時間を超えたセッションがクリアされます。インスタンス管理者は、セッションを手動で消去することもできます。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「セッションの概要」 |
セッションを消去する前に、インスタンス管理者は「最近のセッション」ページで最近のセッションのリストを表示してから、セッションの詳細にドリルダウンすることができます。
最近のセッションのリストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
セッション・ステート・ページが表示されます。
「最近のセッション」をクリックします。
最近のセッション・ページでは、次の操作を実行できます。
セッション番号をクリックして、追加の詳細情報を表示します。
「セッションの消去」をクリックして、表示されているセッションを削除します。
インスタンス管理者は、セッションの消去ページを使用して、経過時間別にセッションを消去できます。
経過時間別にセッションを消去するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
セッション・ステート・ページが表示されます。
「セッションのパージ」をクリックします。
「セッションのパージ」ページが表示されます。
「パージする最大セッション」で、削除するセッションの最大数を指定します。
「これより古いセッションのみをパージ」に、削除するセッションの経過時間を指定します。
選択したセッションを消去するには、「セッションの消去」をクリックします。
セッション・ステートの統計ページで、インスタンス管理者は消去前にカレント・セッションの統計を表示できます。
セッション・ステートの統計を表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
セッション・ステート・ページが表示されます。
「セッション・ステートの統計」を選択します。
現在のセッションを削除するには、「セッションのパージ」をクリックします。
このセクションでは、インスタンス管理者がメール・キュー内の電子メール・メッセージを監視することで、アプリケーションから送信された電子メールを管理する方法について説明します。
メール・キューのメッセージを送信および削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「メール・キュー」をクリックします。
メール・キュー・ページが表示されます。
電子メールの送信に問題がある場合(間違った電子メール・アドレスや使用できないメール・サーバーなど)、メール・メッセージは最後に発生したエラーとともにメール・キューに保持されます。その後に試行される電子メールの送信では、送信を試みる間隔が長くなります(1分、2分、4分、8分、16分など)。
次のボタンを使用して、メール・キュー内のメッセージを管理します。
すべてのメールの送信: キュー内のメッセージを送信します。エラーが発生したメッセージに対する計算された遅延が監視されます。
すべてのメールの送信の強制: エラーが発生したメッセージに対する計算された遅延が無視され、キュー内のすべてのメッセージの送信が試行されます。
削除: 選択したメッセージが削除されます。
リセット: ページ区切りがリセットされます。
インスタンス管理者は、現行の開発インスタンス内にインストールされた翻訳言語を表示するページを表示できます。
インストール済の翻訳のリストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「インストール済の翻訳」をクリックします。
インストール済の翻訳ページが表示されます。このページには、言語のリストが表示され、翻訳がロードされたかどうかが示されます。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのグローバリゼーションの管理」 |
インスタンス管理者は、現在の開発インスタンス内にある対話モード・レポートのサブスクリプションを管理できます。
対話モード・サポートのサブスクリプションを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「メタデータの管理」で、「対話モード・レポートのサブスクリプション」をクリックします。
「対話モード・レポートのサブスクリプション」ページは、対話モード・レポートとして表示されます。ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。
削除するサブスクリプションを選択して、左にあるチェック・ボックスを選択します。
「チェックした項目の削除」をクリックします。
参照: 『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』Oracle Application Expressの対話モード・レポートのサブスクリプションに関する項と、『Oracle Application Express APIリファレンス』のREMOVE_SUBSCRIPTIONプロシージャに関する項を参照してください |