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注意: 管理サービス・アプリケーションの機能は、Oracle Database Cloud Service (Database Schema)では利用できません。 |
このセクションでは、エクスポートしたアプリケーションをランタイム環境にインストールする方法について説明します。
Oracle Application Expressランタイム環境では、本番アプリケーションは実行できますが、管理用のWebインタフェースは提供されません。ランタイム環境にはアプリケーションの実行に必要なパッケージのみしか含まれていないため、ランタイム環境は外部からの攻撃に対して強い環境になります。SQL*PlusおよびAPEX_INSTANCE_ADMIN APIを使用して、Oracle Application Expressランタイム環境を管理できます。
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参照: Oracle Application Express APIリファレンスの「APEX_INSTANCE_ADMIN」。 |
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ヒント: Webシートは、Oracle Application Expressランタイム環境ではサポートされていません。 |
エクスポートされたアプリケーションをランタイム環境にインストールするには、次のステップを実行する必要があります。
「ワークスペースのエクスポートおよびインポート」の説明に従って、アプリケーションが開発されたApplication Expressインスタンスからワークスペースをエクスポートします。
SQL*Plusを使用して、ワークスペースをランタイム環境にインポートします。
APEX_050000、SYS、SYSTEM、またはロールAPEX_ADMINISTRATOR_ROLEが付与されているスキーマとして接続します。
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ヒント: APEX_ADMINISTRATOR_ROLEは、別のデータベース・ロールを介してではなく、ユーザーに直接付与される必要があります。 |
ワークスペースのインポート・ファイルを実行します。
ワークスペースのエクスポート・ファイルがOracle Application Express 3.2より前のバージョンで作成されている場合、APEX_050000として接続する必要があります。
SQL*Plusを使用して、アプリケーションをエクスポートし、ランタイム環境にインポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート」を参照してください。