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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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39.4 フェデレーションのプロキシ設定の管理

このトピックは次の項で構成されています。

39.4.1 フェデレーションのプロキシ設定について

Identity Federationでフェデレーション・パートナに直接接続する必要がある場合(SAMLアーティファクトのSSO操作などで)、プロキシが必要になる場合があります。フェデレーション・パートナ用に構成されたプロキシの表示および管理は、コンソールの「フェデレーション設定」ページで行います。

図39-1に、「フェデレーション設定」ページのフェデレーションのプロキシ設定セクションを示します。表39-3では、「フェデレーション設定」ページのフェデレーションのプロキシ設定セクションに含まれる各要素について説明します。

表39-3 フェデレーションのプロキシ設定

要素 説明

プロキシの有効化

このボックスを選択すると、プロキシ・サーバーが有効になります。

このボックスが選択されていない場合、プロキシ機能は無効になっており、関連するフィールドにアクセスして編集することはできません。

ホスト

この要素では、プロキシのホスト名を指定します。

ポート

この要素では、プロキシのポート番号を指定します。

非プロキシ・ホスト

プロキシを使用してはならないホストのリストです。複数のホストを区切るには、「;」を使用します。

ユーザー名

プロキシへの接続時に使用するプロキシ・ユーザー名です。

パスワード

プロキシへの接続時に使用するプロキシ・パスワードです。

39.4.2 Identity Federationのプロキシ設定の管理

「フェデレーション設定」ページを表示している場合、ステップ1は省略します。

39.4.2.1 Identity Federationのプロキシ設定の前提条件

ありません。

39.4.2.2 フェデレーションの「プロキシ」設定の設定または変更

フェデレーションの「プロキシ」設定を設定または変更できます。

設定または変更するには、次のようにします。

  1. Oracle Access Managementコンソールで、ウィンドウの上部にある「フェデレーション」をクリックします。
  2. 「フェデレーション」コンソールで、「設定」セクションのドロップダウン・リストから「フェデレーション」を選択します。
  3. 「フェデレーション設定」ページで、使用環境に必要な値に対して現在のプロキシ設定値を評価します。
  4. 使用環境に適した値(表39-3)を、「プロキシ」設定に入力します。
  5. 「適用」をクリックして、変更を保存します。
  6. 「フェデレーションのキーストア設定の定義」に進みます。