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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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39.3 フェデレーションの一般設定の管理

次の各トピックでは、フェデレーションの一般設定の管理方法について説明します。

39.3.1 フェデレーションの一般設定の管理について

フェデレーションの一般的なプロパティの表示と管理は、コンソールの「フェデレーション設定」ページで行います。

図39-1に、「フェデレーション設定」ページの「一般」セクションを示します。

表39-2では、「フェデレーション設定」ページの「一般」セクションに含まれる各要素について説明します。

表39-2 フェデレーションの一般設定

要素 説明

プロバイダID

このフェデレーション・サーバーのプロバイダIDです。たとえば、http://foo.example.com/fedです。

署名キー

このキーを使用して、アサーションに署名します。

暗号化キー

このキーを使用して、着信メッセージの復号化を行います。

カスタム信頼アンカー・ファイル

フェデレーションで使用する信頼できるルート証明書を含むキーストアを指定します。デフォルトの信頼ストアは、 $DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/amtruststoreです。

ほとんどの場合、デフォルトの信頼アンカーで十分です。必要に応じて、使用する別のキーストアの場所を指定します。

ノート: カスタム信頼アンカー・キーストアを使用する場合、クラスタ全体に自動的に複製されることはありません。このキーストアの複製を管理する必要があります。

SAML 2.0メタデータのエクスポート

「一般」設定の変更後に、フェデレーション・パートナ用のメタデータをエクスポートする必要があります。

関連項目: メタデータのエクスポート

39.3.2 フェデレーションの一般設定の管理

「一般」設定には、プロバイダに関する基本情報が含まれます。

39.3.2.1 フェデレーションの一般設定のための前提条件

ありません。

39.3.2.2 フェデレーションの「一般」設定の設定または変更

フェデレーションの「一般」設定を設定または変更できます。

設定または変更するには、次のようにします。

  1. Oracle Access Managementコンソールで、ウィンドウの上部にある「フェデレーション」をクリックします。
  2. 「フェデレーション」コンソールで、「設定」セクションのドロップダウン・リストから「フェデレーション」を選択します。
  3. 「フェデレーション設定」ページで、使用する「一般」設定の値(表39-2)を入力します。
  4. 「適用」をクリックして、変更を保存します。
  5. 「フェデレーションのプロキシ設定の管理」に進みます。